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2008年11月27日

群馬発、大型ショッピングモール過当競争の行く末は?

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ご当地エクスプローラ カテゴリー : 日本 ]

 伊勢崎市東部に今月20日開業した「スマーク」は、前橋市内の「けやきウォーク前橋」、高崎、太田両市内の「イオンモール」と並び、県内4軒目の大型ショッピングモールだ。来春には前橋市南部にも新モールの開業が予定され、集客競争はさらに過熱しそうだ。地元からは「すでに飽和状態だ」と“競争後”を不安視する声も出ている。
 太田市にある関東学園大の駒田純久准教授(流通論)は、「差別化や個性をうたっても、競争の結果、逆に画一化される」と話す。売り上げ増のため、各モールとも多くの客に支持される店舗をそろえたいからだ。
 スマークが進出した伊勢崎市では、中心市街地の核施設の一つだった西友が来春までの撤退を決めた。郊外型店舗の隆盛と中心市街地の低迷という構図が続いて久しいが、「主戦場はすでに郊外に移った。価格競争になれば、各テナントの対応がモール生き残りのかぎになるだろう」(駒田准教授)との予測も出始めた。
 県は、大型商業施設を対象にした「地域貢献ガイドライン」を策定中で、来年度から対象施設には7項目の計画書を提出させる。この中には「撤退時の対応」も盛り込んだ。
 県幹部の一人は「現時点でもモールは多過ぎる。過当競争の行く末を考えると厄介だ」と話した。
〜大型商業施設過熱する競争 続々誕生「飽和状態」の声(読売新聞群馬版2008年11月23日)


群馬県だけではないだろう。ぼくの近所でも、イオンモール羽生モラージュ菖蒲などの大型SCが次々とオープン、似たようなテナントが並んでいる。一方、駅前商店街は寂れる一方、こないだ久しぶりに上尾駅周辺を歩いたら空き店舗ばかりになっていてびっくりした。

たとえば。
いまが大型ショッピングモール開業ラッシュのピークだとする。金融危機にともなう景気悪化、工場減産、大量の非正規社員の契約打ち切り…がこのまま急速に進めば、消費が急速に冷え込む(明日をも知れない身にとっては大型SCの「夢の空間」は単なる嫌味でしかないかもしれない)。ショッピングモール同士の叩き合い(=同じチェーン店同士の叩きあい)で業績悪化、ショッピングモールもチェーン店もばたばたと潰れる。残されたのは巨大な廃墟のみ。客を奪われた駅前商店街にももはや再生の余力はない。…というように共倒れをするというシナリオもあるかと思ったりするが専門家ではないのでよくわからない。

ただただ健闘を祈る。

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