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2005年08月31日

変わらない伊豆&ロケハン取材(伊豆取材まとめ)

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ご当地エクスプローラ カテゴリー : 伊豆 ]

もう日付が変わってしまったけど、さきほど、8月30日夜10時半頃に帰宅。今日は行程がハードでヘバった。

旅の目的のひとつは、「海キライ」と言ってぼくを困惑させた息子(のひとり)を満足させる浜を見つけることと書いたけど、結果的に、家族旅行のロケハンみたいな旅になった。
それはそれでいいとして、もうひとつの旅の目的は、観光情報でどう新味を出せるか、そのヒントを探ることだった。
ガイドブックには情報満載だけど、内容には不満もある。ほめてばっかりで、判断の材料としてはあてにならないことが多々あるのだ。テレビの旅番組系も、「テレビではすごくいいって感じだったけどホントのところは行ってみないとわかんないなあ」系の不満がある。
…これは、多くの人に同感してもらえると思う。
だいたい、ガイドブックやテレビより実際に行った感じのが良かったということはあまりなく、「行ってみたら大したことなかった」というケースが多いのではないだろうか。
ぼくは、「ほんとのとこはどうなんだ?」というリアル感にこだわってみたい。なおかつ、単なる旅日記を越えたコンテンツが提示できるかどうか。

じつはこれ、道中ずっと、「なんのために来たのか」と自問していて、帰路に出した答え。それまでは、「キーは人との出会いかな」とか、「現場に行ってみれば新たな発見もあるはず」とか、いろいろ漠然と思っていたんだけど…。ま、とにかくモノを考えるにしても、デスクトップじゃなくて現場に立つことは意味があったと思う。

利害に束縛されない取材者が見た観光情報、という感じで、できるだけ意味のあるアイテムを投稿していきたいと思います。

その前に、全体的な感想。伊豆は設備投資が滞っているために、10年20年前とほとんど変わっていない。おそらく観光客が次第に減り続けているのではないかと思うし、それが変わらない原因であり結果だと推測。
つまり、浜へのアプローチなり、看板なり、売店なりトイレなり、昔のまんまで一向にupdateされていない。イマドキ、自然の造形だけでいつまでも客が呼べるわけではないだろうと思う。浜だけではない、これは伊豆全体の印象。海から山から、短い日数内ではあったけれどもかなり走り回ったけど、この「updateされていない感」はかなり印象に残った。

20年前、ぼくがまだ学生時代の頃、伊豆といったら、そりゃもう大変なものだった。憧れの地だったし、シーズンともなれば、海沿いの長い渋滞を覚悟しなければならなかった。いま、渋滞は減り、景色はほとんど当時のまま、色あせている…。

地元には危機感もあるはずで、いろいろ取り組みもされているだろうけど。せっかくの素晴らしいポテンシャルを、もっとフルに開花させてもらいたいものだと思う。伊豆といえば、いまでも、国内有数の観光地なのだから。

ただしこれは、落胆したとかいうことではない。今後への期待も込めて書いてます。

後日追記:

思い出した。以前、やや特殊な制約のある自然もののロケのために、全国津々浦々の風光明媚な場所探しをしたことがあります。すべて足で回るのは不可能なので、印刷物やネット情報などの二次情報を集めて、それをふるいにかけるような形で、候補地の絞り込みをしていきました。ところが二次情報には限界があって、いざロケハンに行ってみたら全然違ってたという事態があるわけです。で、たぶんそれは伝える個々の問題というよりも、構造的な問題ではないかと思うわけで、そのへんを解明してみたかったという気持ちをずっと持ってました。

二次情報ではどうしても、リアルよりもビューティフルに持っていきたくなります。コンテンツとしては、キレイにまとまってるほうがいいですから当然です。でも、現場のいいとこだけを、場合によっては誇張して書かれたりすると、それを情報として見た場合には、困るわけです。お茶の間で横になってテレビ見てたり、ソファで雑誌ぱらぱらめくってたりする場合にはいいんですよ、キレイにまとまってたほうが。でも、「ここすごくいいらしいから行ってみようか」と実際に足を運ぶとなったら困るわけです。「なんだ、実際大したことないじゃん」となる。

ぼくの現場巡りは、ロケハン的です。ロケハンでは、いいことばかりをあげつらっても仕方がない。あるがままを見て、あるがままを撮り、あるがままを伝えなければ意味がない。いざロケになって困らないように。そして見落としなく、情報は正確に。

ロケハンに役立つ情報はとりもなおさず、プライベートな旅行においても役に立つはずです。

さらに後日追記:

新味を出せるとすれば、やはり、コンテンツとしてまとめない、という方向性だろう。よくできた作り込み感よりもナマ感、作品性よりもライブ性。生の声なら当然、いいことも悪いことも、つるっと出てくるのが素直。ナマ感ならケータイ投稿が手頃かもしれないけど、他のやりかたもあると思う。これから考えていきたいです。

ただ、通り一遍というか、表層的なコンテンツをいくら重ねても、あまり意味がないだろう。ライブ的コンテンツに、いろいろ重ねて、多角度的にというか、厚みをもたせてもいきたい。だから、事前のリサーチと、事後の作りこみも欠かせない。

また、不正確でいいかげんなコンテンツをいくら重ねても意味がないので、そこは丁寧にやっていきたいとも思います。

今回の伊豆“取材”旅行には、取材者として反省すべき点が多々ありますが、自分の未熟さをふまえたうえで、今後さらに努力していくつもりです。

あと、こちらでガイドブック3冊のチェックをしたけど、結果的には、ガイドブックがなくても、ネット情報だけでほぼ足りることもわかりました。

さらに×2後日追記:

駆け足過ぎたという反省も。もともとの計画からして、欲張りすぎた。もっとスローにいかないと。見落としたものは多いはず。

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