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2005年07月04日

直売所が人気

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ご当地エクスプローラ カテゴリー : そのほか ]

直売所が、全国各地で地道にがんばっている。関東圏ではボクの住む埼玉県がいちばん盛んらしい。以下、新聞記事から引用。

伸びる農産物直売所
農産物直売所が好調だ。取れたての新鮮さと卸売市場並みの安さが人気を集め、出店が相次いで今や有人販売所だけで267ヶ所に上る。「食の安心・安全」が重視される一方、「消費者ニーズの多様化」が指摘される中、卸売市場が生産者と消費者を仲介する流通形態が変わり始めている。

(朝日新聞埼玉版2005年5月29日)

この記事では、JA花園農産物直売所を取材している。「年間販売額は11億円を超え、全国有数」とか。「価格は卸売市場とほぼ同じ。少しの量でも出荷できるので、高齢化した生産者にも都合がいい」と直売所のコメントを伝えている。また、関東農政局によれば、埼玉県内の直売所は、1ヶ所あたりの販売額が全国平均を大きく上回り、同局管内1都9県のトップだとか。

1都9県を調べてみると、東京、千葉、神奈川、埼玉、茨城、栃木、群馬に加え、山梨、長野、静岡。埼玉は、東京圏の物流拠点であると同時に、農産物生産の拠点でもあるから、当たり前といえなくもないけど、長野とかよりも盛んだとは。

直売所というのは、ネタとしてはちょっと難しい。見た目はグロテスクだけどうまい魚というのがあるけど、それにちょっと似てる感じ。おおかたの直売所の場合、見た目はお世辞にもいいとはいえないけど、買ってみれば良さがわかる。安いし、新鮮だし、何よりうまい。でもそれは記事では伝えづらい。こういうネタって、きっといっぱいあるんだろうなー。

*ビジュアルな店もあると思うけど、外装内装にあんまし金をかけてない地味な直売所のが好き。東京など遠方からの客も見込んでか、国道沿いにナイスでビッグな直売所もあって、それはそれで1つの方向性だと思うのだけど、毎日食べるものでもあるし、持続可能な形であってほしい。

さて、埼玉のまんなかに住んでるウチも、直売所にはお世話になりっぱなし。近所には農協だけでなく、個人経営の直売所もあちこちにあって、トウモロコシならココ、トマトならココと、「ご近所の有名店」もある。この週末は、そんな有名店で買った、とれたて&ゆでたてトウモロコシをおいしく食べた。

ということは、裏を返すと、同じ直売所ではありながらも当たり外れがあるということ。近所の農協直売所では生産者名つきで野菜が並べられているのだけど、「ダイコンなら○○さんの」とか、常連客はとうに知ってるために売れ線ははっきりしてるとか。農業も競争の時代といえるかもしれない。

直売所が盛んなのは埼玉に限らない。「直売所」でぐぐってみると、あるわあるわ。全国いたるところ、農産物や水産物の直売所の情報が。全体状況を知りたければ、人気の直売所探訪というコーナーが参考になる。このうち、各地の直売所をめぐってというページでは、

年齢の高い生産者にとっては、自分たちだけでは市場出荷するだけのまとまった量は生産できません。しかし、ほかにすることがないので農業を続けていたという生産者が多くいました。直売所を通して農産物を販売することで、農産物作りに再度情熱がよみがえり、精神面・健康面でも変化が現れたという生産者が、取材したすべての直売所で見られました。ただ、生きがいだけで農業をすると、原価意識などが希薄になり、低価格路線になりがちなので、同じ直売所で販売する若い世代の生産者から見るとやや不満ということもあるようです。

筆者は2001年の1年間にわたって各地の直売所を取材してきたという。現場実感のこもった、いい記事。皆さんの近所にも、規模の大小にかかわらず、人気の直売所があるかもしれないので、ぜひとも探してみてほしいところ。

ちなみに埼玉県内で売り上げ上位の直売所はこちらに。さらに詳しく、市町村で調べたい場合にはこちらに。

これからは「ご当地の時代」がやってくるとボクは思っているのだけど、全国津々浦々にある直売所というのは、これからの時代、地域活性に欠かせないものとして、確実に伸びていき定着するだろうし、そうなってほしいと思う。直売所という場所を媒介にして、いい生産者を、消費者のみんなが少しづつお金を出しあって支える、そういう関係。ばんばん作る⇒ばんばん買う、というマスな従来パターンとは違う、お互いが支えあうような循環が回っていけばいいなあと思う。

<過去に書いた関連コラム>
モノづくり

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