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2008年09月16日

豪州資本、地域活性の追い風か、それとも…?

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ご当地エクスプローラ カテゴリー : 甲信越・中部 ]

こういうの、どう考えたらいいんだろうか。白馬村ローカルな問題ではない気もするんだけど。
 森の中に瀟洒(しょう・しゃ)なペンションやホテルが立つ白馬村・和田野地区で、オーストラリア企業によるコンドミニアム(分譲マンション)の建設計画が持ち上がり、住民と村の間で景観保護の規制を巡って意見が対立している。宿の経営者が多い住民側はコンドミニアムが乱立した北海道・ニセコ地域の二の舞いを心配し、住民協定による規制強化の動きを見せる。一方、村は「将来の優良な投資を阻むことにもなりかねない」と慎重だ。
 スキー観光の不振にあえぐ白馬村だが、村観光局によると、豪州を中心とした外国人観光客の宿泊者数は、07年度が約4万1千人と3年前の約4倍に急増した。同時に、和田野地区を中心に、廃業したペンションなどを買い取り、宿を開業する豪州人ら外国人が相次いでいる。
 同地区は豊かな森が売りで、96年に景観形成住民協定を作った。だが、さらに厳しい基準にする見直しが昨年から進められている。
 見直し案は「建ぺい率30%、容積率150%、高さ制限15メートル」。現在の村環境基本条例の「建ぺい率60%、容積率200%、高さ制限18メートル・三角屋根20メートル」と比べると、かなり厳しい基準だ。
 住民協定の運営委員は今夏、村環境課職員らとニセコ地域を視察。目にしたのは、狭い敷地に林立するコンドミニアム群だった。景観上の問題のほか、外国人が投機目的で購入した場合、管理でも問題が出るのではないかと、和田野住民は不安がる。すでに宿を営業する外国人との間で、除雪などを巡るトラブルも起きているという。
 村は、ニセコ地域・倶知安町の場合、都市計画区域外で建築規制もなかったのに対し、村には元々全域に他地域と比べて厳しい規制があるとして、協定で現状以上に規制することに反対の立場だ。
 丸山勇太郎環境課長は「先住者は良くて、後発はダメとはいえない。あまり厳しい規制は、後日、売却や改築をする場合に、自分の首を絞めることにもなりかねない」と言う。同村は昨年まで県の調査などで地価下落率が県内ワースト1だった。だが、和田野地区では外国人相手の土地売買で下落が止まったという。動き始めた経済活動を阻害することも心配する。
 豪州企業のコンドミニアム計画は、1区画100平方メートル以上で28区画。地上3階建て、高さ15メートル、地下駐車場付きだ。通年営業の高級長期滞在型で、今月下旬に住民説明会が開かれる予定という。
 地元のさくら不動産が、2530平方メートルの土地を買い、廃屋化していたホテルとペンションを解体し更地にし、豪州のディベロッパーに売った敷地だ。
 さくら不動産の橋本旅人社長は「景観を損なっていた廃屋を撤去し、貢献できたと自負している。せっかく動き始めた不動産投資も、この計画がつぶれるようでは元に戻ってしまう」と語る。
 和田野地区は多くの外国人客を受け入れ、宿泊単価の高い宿も多い。それだけに大型宿泊施設に対し、競合の不安もあるようだ。4日には、地区住民代表と村が、この問題について初めて話し合った。住民側の岡田久子区長は「多少の誤解もあった。コンドミニアムを絶対受け入れないわけではない。さらに話し合いたい」との考えを示した。
白馬の景観どうする 豪州資本が流入 (asahi.com長野 2008年09月10日)




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