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2011年11月06日
ブレない「ビジョン」が求められる時代
[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]
朝日新聞の日曜版、GLOBEの2011年11月6日号に、「商品選び、消費者に新たな視点 企業に求められる振る舞いは」という、ブランド・アセット・コンサルティング社長ジョン・ガーズマ氏への取材記事がある[ link(411.6KB)(紙記事スキャン→PDF) ]。
これによれば、
これと同じ主張を、数日前にも読んだ。『「応援したくなる企業」の時代』(博報堂ブランドデザイン、2011.6刊)だ。
また、こんな指摘もしている。
たとえばスーパーを思い描いてみる。商品の陳列から何から、客がついつい手を伸ばしいろいろと(余計なものも含めて)購入してしまうのは、スーパー側にしてみれば「利益の最大化」なのかもしれないが、客の幸せという面ではどうか。なにしろ、行くたびに散財してしまうのだから、幸せなわけない。
ところで、いっとき各地で盛り上がった、「「放射能から子どもを守る会」的な活動が急速に冷え込んでいるみたいだ([ link ])。飽きた、ということもあるかもしれないけど、どうやら、ただ「放射能から子どもを守りたい」と立ち上がった市民を「いいカモ」と見た従来的運動家やその他怪しげな信仰宗教やらよくわからんセールスやらが彼らにプロモーションをかけ(=「子どもを放射能から守る」に色んなことをくっつけたセールス)、「いやいや俺らそんなつもりじゃないから」と一斉にドン引きしてしまった、ということのようだ。変わらなきゃいけないのは企業だけじゃないみたいで。
朝日新聞の日曜版、GLOBEの2011年11月6日号に、「商品選び、消費者に新たな視点 企業に求められる振る舞いは」という、ブランド・アセット・コンサルティング社長ジョン・ガーズマ氏への取材記事がある[ link(411.6KB)(紙記事スキャン→PDF) ]。
これによれば、
価格やブランドといった従来の判断基準ではなく、その企業が重視する価値観や地域への貢献に着目して商品を購入する消費者が世界中で増えている。というのだ。
企業が成長していくためには、消費者との間に共通の価値観を創造し、消費者の信頼を獲得していくしかない。「企業の社会的責任(CSR)」をPR戦略の一種にすぎないと考えている企業も多いが、その重要性は一層重みを増している。
これと同じ主張を、数日前にも読んだ。『「応援したくなる企業」の時代』(博報堂ブランドデザイン、2011.6刊)だ。
「企業の目的は収益の最大化である」という、あまりに当然と思われていた前提にも疑問が投げかけられはじめている。その根底には、「企業の目的は本当に収益だけなのだろうか」という素朴な疑問があることが多く、デイヴィッド・ボイルの『ニューエコノミクス』やブルーノ・フライの『幸福の政治経済学』に代表されるように、とくにリーマンショック以降、こうした問題提起は数多く見られるようになった。企業は収益を最終目的とするのではなく、人びとの幸福や満足度を目的とするべきだという議論だ。そして、震災をきっかけに起こった、僕ら自身の静かな変化についても触れられている。
企業人として、さまざまな疑問を感じた人も少なくないように思う。企業は本当に世の中の役に立てているのか。自社の利益だけを考えて、右肩上がりの成長をめざしつづけていていいのか。立ち止まってそんなことを考えはじめた人たちが、とくに目立つようになったと感じる。あの大震災をきっかけに、モノに対する意識のもち方はもちろん、企業の存在意義やコミュニティの意義も含めて、社会的な価値観が大きく変わりはじめているといっても過言ではないだろう。先行きが読めない時代だからこそ、これからの企業には、根底から一貫した、芯のブレない骨太の「ビジョン」や「スピリッツ」、その企業らしい、その企業ならではの「信念」や「理念」がこれからの企業活動には求められているという。「消費者みずからが歩み寄ってくる関係の構築」が必要なのだと。
そこで問われるのは、企業やビジネスの本質的な部分のあり方ではないかと私は思う。どうすれば企業が真に世の中に役に立つことができるのか。企業と生活者との関係は本来どうあるべきなのか。そして、この先、企業社会はどうあるべきなのか…。社会の根底が揺さぶられたいま、こうした命題がこれまで以上にはっきりと突きつけられている気がする。
また、こんな指摘もしている。
以前の日本経済はビジネスの目標が現代に比べてずっと明確だった。企業が開発した新しい機種は、生活に便利さや豊かさをもたらしてくれた。バブル崩壊を機にビジネスのあり方は一変。一気に冷え込んだ消費に、企業は「どうしたらさらに売れるのか」を重視、生活者重視のマーケティングが基本となった。その結果、市場にはほとんど差異がないモノばかりがあふれるようになってしまった。その結果、企業はモノやサービスを無理やり売ろうとする存在としてぼんやり認知され、自分たちにメリットをもたらす仲間と思われるどころか、悪くすれば、敵のような存在としてとらえられてしまうことすら起こっている。見かけだけ消費者にいい顔をして実は搾り取れるだけ搾り取ろうと虎視眈々と狙う利己的な態度では、いずれ消費者にそっぽを向かれる。
たとえばスーパーを思い描いてみる。商品の陳列から何から、客がついつい手を伸ばしいろいろと(余計なものも含めて)購入してしまうのは、スーパー側にしてみれば「利益の最大化」なのかもしれないが、客の幸せという面ではどうか。なにしろ、行くたびに散財してしまうのだから、幸せなわけない。
ところで、いっとき各地で盛り上がった、「「放射能から子どもを守る会」的な活動が急速に冷え込んでいるみたいだ([ link ])。飽きた、ということもあるかもしれないけど、どうやら、ただ「放射能から子どもを守りたい」と立ち上がった市民を「いいカモ」と見た従来的運動家やその他怪しげな信仰宗教やらよくわからんセールスやらが彼らにプロモーションをかけ(=「子どもを放射能から守る」に色んなことをくっつけたセールス)、「いやいや俺らそんなつもりじゃないから」と一斉にドン引きしてしまった、ということのようだ。変わらなきゃいけないのは企業だけじゃないみたいで。
2011年03月19日
放射線量基準データ
[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]

放射線量についての各種データをまとめてみました。画像をクリックしてください。
年間の数値は毎時に換算していますが、健康被害については、あくまで年間被ばく量で判断すべきと思われます。ご注意ください。
ソースは以下の通り。正確性の保証がないものも含まれています。日本(平均)、そしてブラジルのガラパリについては2つの異なる数値があります。
文科省…文科省のPDFより。
埼玉県…原発事故に関する本県での放射線量について - 埼玉県ホームページ
東大病院放射線治療チーム…ツイート「日本国民一人当たりの医療被ばくは1年間の平均で約2~3mSvです」から、2.5mSvとして計算。
世界の高自然放射線地域data…コチラより。
そして「健康に影響を与えるレベル」については、「人の発がんリスクが問題になる被爆線量は200ミリシーベルト以上。100ミリシーベルト以下ならば健康上の問題になるレベルではない」(朝日新聞2011/3/16朝刊32面」「Q.どのくらいの値で、健康への影響が出始めるのか。A.年間の被ばく量が100ミリシーベルトを超えないことを目安にしている。」(朝日新聞2011/3/17朝刊32面)から、100ミリシーベルト/年として、11.4マイクロシーベルト/時と計算。
なお、私はプロのリサーチャー(=情報取材の専門家)としてできるだけ正確な情報を伝えるようにしていますが、放射線については素人です。間違っている点もあるかもしれませんので、その点をご理解ください。できれば専門家の意見を伺いたいところです。
追記:2011-03-21 10:52
ここで「放射線量」と書いているのは「線量率」が正しいかもしれません。
放射線量についての各種データをまとめてみました。画像をクリックしてください。
年間の数値は毎時に換算していますが、健康被害については、あくまで年間被ばく量で判断すべきと思われます。ご注意ください。
ソースは以下の通り。正確性の保証がないものも含まれています。日本(平均)、そしてブラジルのガラパリについては2つの異なる数値があります。
文科省…文科省のPDFより。
埼玉県…原発事故に関する本県での放射線量について - 埼玉県ホームページ
東大病院放射線治療チーム…ツイート「日本国民一人当たりの医療被ばくは1年間の平均で約2~3mSvです」から、2.5mSvとして計算。
世界の高自然放射線地域data…コチラより。
そして「健康に影響を与えるレベル」については、「人の発がんリスクが問題になる被爆線量は200ミリシーベルト以上。100ミリシーベルト以下ならば健康上の問題になるレベルではない」(朝日新聞2011/3/16朝刊32面」「Q.どのくらいの値で、健康への影響が出始めるのか。A.年間の被ばく量が100ミリシーベルトを超えないことを目安にしている。」(朝日新聞2011/3/17朝刊32面)から、100ミリシーベルト/年として、11.4マイクロシーベルト/時と計算。
なお、私はプロのリサーチャー(=情報取材の専門家)としてできるだけ正確な情報を伝えるようにしていますが、放射線については素人です。間違っている点もあるかもしれませんので、その点をご理解ください。できれば専門家の意見を伺いたいところです。
追記:2011-03-21 10:52
ここで「放射線量」と書いているのは「線量率」が正しいかもしれません。
2011年03月16日
放送局はどっちを向いているのか。被災者か視聴者か。
[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]
被災地以外の安全な場所で、時間に余裕のある人々(おそらくその多くは年配の方々。うちの両親を含む)が、未曾有の震災に襲われた被災地の状況を刻々と注視しています。
テレビモニターを通じ、おそらくは起きている間ほとんどずっと。
テレビはなかなか通常放送に戻りません。ほとんど、どのチャンネルを回しても震災の映像ばかりです。
津波の衝撃映像に始まり、被災者の涙、感動の再会、奇跡の救出劇…。ついつい見入ってしまうのは当然だろうと思います。
テレビは今、この未曾有の不幸を消費するメディアと化しているのではないでしょうか。
そして視聴者の不安を煽り、首都圏の買いだめを促進してしまっているのではないでしょうか。
「共感疲労メディア」と化しているのではないでしょうか。
結果的に、テレビが被災地の復旧や支援にブレーキをかけてしまっているのではないでしょうか。
できるだけ早めに平常編成、通常放送に戻し、視聴者に余計な不安や疲労を与えないとともに、被災地にも「ふだんの笑い」を届けるべきだと思います。もちろん、いつでも緊急放送に戻せるよう、ぬかりなくスタンバイしつつ。
支局枠を拡大して、地域に密着した情報提供を手厚くすることもできるでしょう。
今、テレビは被災地や被災者のためにあるべきです。
被災地以外の安全な場所で、時間に余裕のある人々(おそらくその多くは年配の方々。うちの両親を含む)が、未曾有の震災に襲われた被災地の状況を刻々と注視しています。
テレビモニターを通じ、おそらくは起きている間ほとんどずっと。
テレビはなかなか通常放送に戻りません。ほとんど、どのチャンネルを回しても震災の映像ばかりです。
津波の衝撃映像に始まり、被災者の涙、感動の再会、奇跡の救出劇…。ついつい見入ってしまうのは当然だろうと思います。
テレビは今、この未曾有の不幸を消費するメディアと化しているのではないでしょうか。
そして視聴者の不安を煽り、首都圏の買いだめを促進してしまっているのではないでしょうか。
「共感疲労メディア」と化しているのではないでしょうか。
結果的に、テレビが被災地の復旧や支援にブレーキをかけてしまっているのではないでしょうか。
できるだけ早めに平常編成、通常放送に戻し、視聴者に余計な不安や疲労を与えないとともに、被災地にも「ふだんの笑い」を届けるべきだと思います。もちろん、いつでも緊急放送に戻せるよう、ぬかりなくスタンバイしつつ。
支局枠を拡大して、地域に密着した情報提供を手厚くすることもできるでしょう。
今、テレビは被災地や被災者のためにあるべきです。
2010年10月18日
メディアが「フリー」化していく時代に…
[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]
かつて「どんどんネットにアップしようぜっ!」と、テキスト、静止画、動画…と、めったやたらとupしていた。5年前ぐらいがピークだったかなと思う。でも最近、出先でカメラを取り出すこと自体が少なくなった。
「ぼくがアップしなくても、たぶん誰かがアップするだろう」と、思うようになっているから。
おけがわ市民花火大会に行ったときも、そう思って、あんまり撮らなかった。唯一のアップがコレ。案の定、ぼくらが見られなかったグランドフィナーレ「市民によるスーパーウルトラスターマイン」も、YouTubeにいろいろアップされてた。
[ 記事全文 ]
かつて「どんどんネットにアップしようぜっ!」と、テキスト、静止画、動画…と、めったやたらとupしていた。5年前ぐらいがピークだったかなと思う。でも最近、出先でカメラを取り出すこと自体が少なくなった。
「ぼくがアップしなくても、たぶん誰かがアップするだろう」と、思うようになっているから。
おけがわ市民花火大会に行ったときも、そう思って、あんまり撮らなかった。唯一のアップがコレ。案の定、ぼくらが見られなかったグランドフィナーレ「市民によるスーパーウルトラスターマイン」も、YouTubeにいろいろアップされてた。
[ 記事全文 ]
2010年09月11日
塩風呂まとめ(ソルトバス、塩浴)
[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]
「入浴剤の代わりに塩を風呂に入れると体がよく温まる」…という経験則があったので、その効果は科学的にどう説明されているのか、そして、どんな塩をどのくらい入れれば効果的なのか、をネットで調べてみました。
ぐぐってみると、あやしげで根拠のなさげな民間療法的説明に満ちあふれていたのだけど、そのなかで、社団法人日本塩工業会の顧問、尾方昇さんという方の「塩の情報室」というホームページが信頼できると思ったので紹介です。
[ 記事全文 ]
「入浴剤の代わりに塩を風呂に入れると体がよく温まる」…という経験則があったので、その効果は科学的にどう説明されているのか、そして、どんな塩をどのくらい入れれば効果的なのか、をネットで調べてみました。
ぐぐってみると、あやしげで根拠のなさげな民間療法的説明に満ちあふれていたのだけど、そのなかで、社団法人日本塩工業会の顧問、尾方昇さんという方の「塩の情報室」というホームページが信頼できると思ったので紹介です。
塩浴の温熱効果さらに続けて。
塩の入った温泉は「熱の湯」といわれます。ポカポカ暖まる、湯冷めしない、抹消血管の血流が良くなる、などの効用があります。塩浴後の体温変化を見ると普通のお湯に入るのに比べて体温の低下が遅く、抹消血管の血流が良くなる結果を図に示しました。これは家庭用の風呂180リットルに大匙3倍(0.01%)で効果があることがわかります。
冷え性、肩こり、腰痛などには効果があります。末端血流の改善効果から、抜け毛が減る、痔に効果があるなどもいわれますが、試してみる価値はあります。ただしあまり大きな期待をしないで下さい。自然塩でないといけないという宣伝をよく見かけますが、どの塩でも効果は同じです。
[ 塩の情報室 ]
塩浴の美容効果
塩浴では角質が軟化して、余分な角質を取り、隅々まできれいにする効果があります。皮膚表面はツルツルになります。
アトピー性皮膚炎への効果
アトピー性皮膚炎への効果が注目されます。これは海水浴がアトピー性皮膚炎に効くという結果があり、その延長として塩浴の効用が注目されます。これは、1日2回1週間の海水浴治療ですが、皮膚科治療を併用した一種の合宿の成果であり、さらに海水浴は日光浴や運動を併用しているので、塩浴がそのままの効用で効くということにはなりませんが、試してみる価値はあるでしょう。ただ、海水浴でも悪くなる例がありますから注意深くやるようしましょう。
塩浴、塩マッサージをするときの注意
塩浴は塩を選びません。食塩が一番やすくてきれいなのでよいでしょう。(略)自然塩がよいというのはウソです。国内で売られているのは総て海水原料の自然塩です。苦汁、ミネラルが多い塩が良いということもありません。
塩浴、塩マッサージの後はきれいに塩分を洗い流してください。塩が皮膚に残って荒れる人がいます。浴槽の金属部分もきれいに洗い流さないと浴槽を痛めます。
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2009年11月07日
戦略的なメディア活用法(draft)
[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]
たとえば地域おこしなど、善意の取り組みがメディアで伝えられるのは、やっている方々にとってはとてもうれしいことではないかと思います。
一方、メディアはときに凶器となり、イナゴの大群のように暴力的にすべてを食い散らかし“あとは野となれ山となれ”式にこれまでの試みをぶちこわしにしてしまう、そんな可能性がないとはいえません。
なので、“メディア・インサイダー”として、戦略的なメディアの活用法を思いつくまま書きます。参考になれば幸いです。
(書きなぐりなのでその点はご容赦を。気がついたところは随時updateします)
[ 記事全文 ]
たとえば地域おこしなど、善意の取り組みがメディアで伝えられるのは、やっている方々にとってはとてもうれしいことではないかと思います。
一方、メディアはときに凶器となり、イナゴの大群のように暴力的にすべてを食い散らかし“あとは野となれ山となれ”式にこれまでの試みをぶちこわしにしてしまう、そんな可能性がないとはいえません。
なので、“メディア・インサイダー”として、戦略的なメディアの活用法を思いつくまま書きます。参考になれば幸いです。
(書きなぐりなのでその点はご容赦を。気がついたところは随時updateします)
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2009年06月05日
悪徳業者をはびこらせホタルを苦しめる新聞“無脳”記者
[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]
今年も南のほうから順にホタルの便りが聞かれる季節となりました。
…それとともに、非常に残念ながら、思わず頭を抱えてしまう記事も。
それから中日新聞の阿部雅之記者。こういう記事を垂れ流すのはやめてください。無知の再生産を促進して苦しむホタルをさらに増やすことになります。プロとして、まったく勉強不足。かりに「環境も大事だけど経済も大事」と思うのであれば、最低限、業者購入の是非を問う視点も含めるべきです。たぶんそこまで全然考えてないでしょう、そういうのを無脳記者という。
何がダメなのか、東京ゲンジボタル研究所の古河義仁氏のブログを読んでいただければわかります。「ホタル泥棒 養殖販売業者の悪事」、「ホタル販売」あたりのエントリーで。
放流の時期も間違っている。それについては「ホタルの放流式」「ホタルの幼虫放流に関して」あたりをご覧いただきたい。
まったく毎年毎年
(エコだの地球にやさしくだのって喧伝される昨今だけど、結局この程度のことなんでしょ?悲しくなる)
[ 記事全文 ]
今年も南のほうから順にホタルの便りが聞かれる季節となりました。
…それとともに、非常に残念ながら、思わず頭を抱えてしまう記事も。
業者から幼虫を購入し、4月にゲンジボタル400匹、5月にヘイケボタル300匹を宇連川にかかる浮石橋付近などに放した。新城市湯谷温泉「女将の会」会長を務める松風苑の松井純子さん、業者からホタルの幼虫を買わないでください。あなた方の私利私欲でホタルたちが苦しんでいます。一気に印象悪くなりました湯谷温泉。ぼくは岡崎出身だから知ってますけどね湯谷温泉、いいとこだと思ってたのに誠に残念です。
[ ホタルが待ってる湯谷温泉に 女将が発案、幼虫700匹放流 - 中日新聞愛知版2009年6月4日 ]
それから中日新聞の阿部雅之記者。こういう記事を垂れ流すのはやめてください。無知の再生産を促進して苦しむホタルをさらに増やすことになります。プロとして、まったく勉強不足。かりに「環境も大事だけど経済も大事」と思うのであれば、最低限、業者購入の是非を問う視点も含めるべきです。たぶんそこまで全然考えてないでしょう、そういうのを無脳記者という。
何がダメなのか、東京ゲンジボタル研究所の古河義仁氏のブログを読んでいただければわかります。「ホタル泥棒 養殖販売業者の悪事」、「ホタル販売」あたりのエントリーで。
放流の時期も間違っている。それについては「ホタルの放流式」「ホタルの幼虫放流に関して」あたりをご覧いただきたい。
まったく毎年毎年
(エコだの地球にやさしくだのって喧伝される昨今だけど、結局この程度のことなんでしょ?悲しくなる)
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2009年06月04日
無名が主役になれる日本は世界のパラダイス(たとえばラーメン)
[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]
日本の現代史を調べていて思うには、日本ってある意味「民主的」っていうか、指導者層もけっこう民意を気にしていて、というよりも引きずられて、リーダーといっても実質は傀儡でしかないというか、真の支配者は「世間」という誰だかわからない漠たる存在ではないかという気がしたり。いやまだ核心をつかんでいないのであくまでそんな気がする程度ですが。
でも振り返ってみれば日本が伝統的に誇れる部分というか技術でも文化でもいいんだけど無名庶民が引っ張ってるって感じがかなりあるかもって。かつて国民的人気を博したテレビ番組「プロジェクトX」もそうですよね「無名の」ってキーワードが日本人の琴線に触れたというか。ネットでも2ちゃんとかニコニコとかの「無名コンテンツ」が日本ではウケる。
「日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く」から徳力さんの「梅田さんのインタビューを読んで思う、日本のネットの探すべき道」を読み、Facebookとかでインスパイアーされて思ったこと。
つまり日本語圏とかっていうよりも日本の(文化を含めた)基本的なあり方というか。そういう市井の庶民が主導するあり方って世界的にも稀なのかな、少なくとも先進国では稀なのかなと思ったり(サブカルチャー、と一口に済ませてしまわないで)。
一握りのエリートが世界を引っ張るんだという、いわば選民思想的なあり方とは対極の、そのへんのバーさんスゲー!みたいなのが日本の伝統的スタイルだとして、そしたら世界じゅうにいる大勢の庶民にとって「敷居の低い」日本は極楽天国なわけで、日本(という文化圏)めざしてどどっとなだれこんでくるという可能性もあるわけで。
梅田さん思想ってすごく理解できるけどしょせんオールドメディアの啓蒙主義と大差ないというか送り手の座の奪い合いなら勝手にどうぞって気もして、なんだかぼくは間違ってましたスミマセンみたいな。
で、ラーメン。
なぜぼくらはラーメンを熱く語るのでしょうか。ラーメン屋で隣に座った作業服姿の現場のおっちゃんも兄ちゃんも、熱く語ったり。意外と(失礼)舌が肥えてたりとかして(個人差あるが)。たぶん彼らが芳醇な日本のラーメン文化を支えてる。
果たしてアメリカ人がここまで…ええと身近な食べ物ってたとえばホットドッグとか(?)を熱く語り多彩なホットドッグ文化が花開いてるって気もあまりせず、これをネットに置き換えるとCGMって英語圏よりむしろ日本で本当の花が開くのではないかと。
そんなことを思ったりしました。おしまい。
[ 記事全文 ]
日本の現代史を調べていて思うには、日本ってある意味「民主的」っていうか、指導者層もけっこう民意を気にしていて、というよりも引きずられて、リーダーといっても実質は傀儡でしかないというか、真の支配者は「世間」という誰だかわからない漠たる存在ではないかという気がしたり。いやまだ核心をつかんでいないのであくまでそんな気がする程度ですが。
でも振り返ってみれば日本が伝統的に誇れる部分というか技術でも文化でもいいんだけど無名庶民が引っ張ってるって感じがかなりあるかもって。かつて国民的人気を博したテレビ番組「プロジェクトX」もそうですよね「無名の」ってキーワードが日本人の琴線に触れたというか。ネットでも2ちゃんとかニコニコとかの「無名コンテンツ」が日本ではウケる。
「日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く」から徳力さんの「梅田さんのインタビューを読んで思う、日本のネットの探すべき道」を読み、Facebookとかでインスパイアーされて思ったこと。
つまり日本語圏とかっていうよりも日本の(文化を含めた)基本的なあり方というか。そういう市井の庶民が主導するあり方って世界的にも稀なのかな、少なくとも先進国では稀なのかなと思ったり(サブカルチャー、と一口に済ませてしまわないで)。
一握りのエリートが世界を引っ張るんだという、いわば選民思想的なあり方とは対極の、そのへんのバーさんスゲー!みたいなのが日本の伝統的スタイルだとして、そしたら世界じゅうにいる大勢の庶民にとって「敷居の低い」日本は極楽天国なわけで、日本(という文化圏)めざしてどどっとなだれこんでくるという可能性もあるわけで。
梅田さん思想ってすごく理解できるけどしょせんオールドメディアの啓蒙主義と大差ないというか送り手の座の奪い合いなら勝手にどうぞって気もして、なんだかぼくは間違ってましたスミマセンみたいな。
で、ラーメン。
なぜぼくらはラーメンを熱く語るのでしょうか。ラーメン屋で隣に座った作業服姿の現場のおっちゃんも兄ちゃんも、熱く語ったり。意外と(失礼)舌が肥えてたりとかして(個人差あるが)。たぶん彼らが芳醇な日本のラーメン文化を支えてる。
果たしてアメリカ人がここまで…ええと身近な食べ物ってたとえばホットドッグとか(?)を熱く語り多彩なホットドッグ文化が花開いてるって気もあまりせず、これをネットに置き換えるとCGMって英語圏よりむしろ日本で本当の花が開くのではないかと。
そんなことを思ったりしました。おしまい。
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NHK教育テレビが猛烈に面白い(シャキーン!&すイエんサー)
[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]
これは「シャキーン!」の1コーナー。昨夜は「ヌケジュール帳」とかやってた。
■番組公式サイト:KIDS WORLD - 番組しょうかい:シャキーン!
■Wikipedia:シャキーン!
[ 記事全文 ]
これは「シャキーン!」の1コーナー。昨夜は「ヌケジュール帳」とかやってた。
■番組公式サイト:KIDS WORLD - 番組しょうかい:シャキーン!
■Wikipedia:シャキーン!
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2009年06月03日
ジャーナリズムの思考停止(無脳化)
[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]
事件記事はあまり興味がないので読まないんですが、たまたまこれ読んで、唖然とした。
これ読んで思い出したのがこれ。もちろん抜粋なのでぜひ原文をあたっていただきたい。
[ 記事全文 ]
事件記事はあまり興味がないので読まないんですが、たまたまこれ読んで、唖然とした。
川崎市幸区中幸町のアパートで大家と弟夫婦の計三人が刺殺された事件で、殺人容疑で調べを受けているアパート住民の津田寿美年容疑者(57)は、知り合いに被害者らへの恨みを漏らしていた。静かな住宅街を襲った惨劇に、近隣住民らは「なぜこんなことに…」と声を震わせた。 (北条香子、酒井博章)あえて記者名も引用した。最後の一文はなんなんだ。記者が思考停止してどうするんだ。
[ 『何やってる』早朝の怒声 幸区3人刺殺 近隣住民らに衝撃 - 東京新聞神奈川版2009年5月31日 ]
これ読んで思い出したのがこれ。もちろん抜粋なのでぜひ原文をあたっていただきたい。
大手週刊誌の電話取材を受けて、心が汚れたような気持ちになった。同類だ。
元ライブドア社長の堀江貴文さんについての取材だった。私は5年ぶりぐらいに堀江さんに2時間ばかりのインタビューをして、その長大な一問一答が今月発売中の雑誌「サイゾー」に掲載されている。その記事を読んだ週刊誌の記者が私に電話をかけてきたのだった。
この記者が何を考えていたのかはある程度は推測できる。それはつまり、こういう記事を書きたいということなのだ。
「テレビなどのマスメディアからは相手にされなくなったホリエモンは、ブログやYouTubeのような自分のメディアを作ってそこで閉じこもって細々と情報発信」「60億円の民事訴訟に敗訴したホリエモン、必死で裁判で戦っていくとやせ我慢」
予定調和の世界である。
そういうようなシナリオを描くのは勝手だが、しかしそのシナリオは事実とは著しく乖離している。しかし著しくリアリティがないとしても、その記者が自分の意見として「ホリエモンは貧すりゃ鈍す」と主張したいのならまだ理解できるが、彼らの発想はそうではない。堀江さんに取材した私を引っかけ質問で誘導して、「最近ホリエモンに取材したジャーナリストの佐々木氏によれば、ホリエモンはすっかり貧すりゃ鈍すになっているようだ」と他者に責任をおっかぶせてリアリティのかけらもないでっち上げ記事を書きたいだけなのだ。
なぜそこまで人を誘導尋問で引っかけて、私が考えてもいないことをコメントとして掲載しようと思うのかが、もうわからない。取材者と取材対象の信頼関係なんかどうでも良くて、自分が作ったシナリオ通りに相手をしゃべらせればそれでオッケーという神経が、どうにも理解できない。
[ 週刊誌記者の取材に心が汚れた - 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点2009/05/26 ]
[ 記事全文 ]




