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2007年08月29日

地球温暖化なんか放っとけ、という主張

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : news ]

『環境危機をあおってはいけない―地球環境のホントの実態』という本があります。で、著者のビョルン・ロンボルグ氏が、アル・ゴアの「不都合な真実」を批判しています。

本当に「不都合な真実」なのは、2004年にデンマークで経済学者たちが示したデモンストレーションです。このデモでは、京都議定書に従った地球温暖化との戦いは、費やすお金ほどの社会的価値を生み出さないことが示されました。四人のノーベル賞受賞者を含むこの経済学者たちはコペンハーゲン・コンセンサスと呼ばれるプロジェクトに参加しています。人類が表面している複数の問題について、解決策の社会的価値を比較するという試みです。そして彼らが答えようとした疑問は「500億円の使い道で、一番世の中を良くする見込みがあるのはなんだろうか?」です。
HIV・エイズ、飢餓、世界紛争、地球温暖化、政治的不正、その他の問題への挑戦について、様々な方法でコストと価値が検討されました。そして特別に任命した研究により、どうすれば政策立案者が一番世の中を良くする見込みがあるかを示した、優先順位付けされた援助先のリスト、「なすべきことリスト」が作成されました。
この結果、経済学者たちは、270億ドルをHIV・エイズ予防に費やすことが、人類にとって最も見込みのある援助であると分かりました。6年で2800万人以上の命を救い、生産力向上を含む巨大な効果を生むでしょう。
「天候問題は待ってくれるが、健康問題は待ってくれない」
もうひとつ引用します。
「不都合な真実」は三点を指摘します。地球温暖化は本当だ。将来は壊滅的な状況になるぞ。それについて考えるのが私達の最優先事項になるんだ。しかし映画のプロデューサーには不都合な話ですが、正しいのは最初の一つだけです。
ゴアはこの50年間で氷河が減ってきていることを示します。しかし、ナポレオンが戦争をしていた1800年前半から氷河が縮小し続けていることを彼は認めません。工場による二酸化炭素排出が始まるよりずっと前です。同様に彼は、炭鉱におけるカナリアのように(訳注:生死のバロメータとして)南極大陸を扱いますが、やはり全てのことを話そうとはしません。彼は南極の2%が劇的に温暖化している図を持ち出しますが、残りの98%がこの35年間で大幅に寒冷化していることは無視しています。国連気候委員会(訳注:国連気候変動会議?)は、今世紀中に南極の雪の量が実際のところは増大していくだろうと予測しています。そしてゴアは北半球で海氷が減っていることを示しますが、一方で南半極で増えていることには言及しません。
同様に、2003年にヨーロッパで起きた破壊的な熱波から、地球温暖化により今後より多くの死者が生まれるだろうとゴアは結論づけます。しかし地球温暖化により寒さで死ぬ人は減るでしょう。多くの発展途上国において、寒さで死ぬ人は暑さで死ぬ人よりもずっと多いのです。イギリスだけを考えてみても、気温が上がれば暑さによる死者は2050年までで2000人増えるでしょうが、寒さによる死者は20000人減るはずです。
例え全ての国が京都議定書に署名したとしても、地球温暖化の進行は2100年の時点で6年分しか先延ばしに出来ないでしょう。そのために必要なコストは年間1500億ドルです。
国連の見積りによると年間に750億ドル、京都議定書を実行する半分の費用で、綺麗な飲料水、衛生な状態、基本的な健康管理システム、そして教育を、地球上の全ての人にもたらすことが出来るのです。これは最優先事項にすべきではないでしょうか?
「アル・ゴアに不都合な真実」
引用元には、「無断翻訳なので匿名ダイアリーに投げてみます」とあります。その無断翻訳を無断引用で一部抜粋させていただきました(太字は勝手につけました)。その内容(主張と翻訳)が正しいかどうかはわかりませんが、何かっちゅうと地球温暖化を持ち出す風潮もどうかと思ってるので。少なくとも打ち水は地球温暖化防止対策にはならんと思います。

興味がある方は引用元をお読みください。

なおWikipediaにはビョルン・ロンボルグ氏について、
論争を巻き起こした著書『環境危機をあおってはいけない―地球環境のホントの実態』(原題: The Skeptical Environmentalist)で広く知られるようになった。この本の出版は、デンマークの科学コミュニティから科学的欺瞞として批判された。
現在は世界中の大勢の科学者(気候学者の大部分を含む)がロンボルグを批判している。
と書かれています。

えーと、環境問題といえばワールドウオッチ研究所(とレスター・ブラウン氏)に拠りかかりがちなマスメディアもアレですね。

<関連記事>
ペットボトルは大量のCO2を排出し地球温暖化を促進?
[地球温暖化]「不都合な真実に科学的間違い」のニュースから
熊谷市は“日本一暑いまち”からの脱却を!
日本全国“打ち水”列島
地球温暖化バンザーイ説:10年近く前に書きました。

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コメント

人間のことばかりを考えるならそれでいいかもしれない。
ほかの生き物のことを考えないのなら…
むしろ、人間は少し減るべきだと思う。
少子化なんかに悩んでいるのは一部の贅沢な国だけ。
posted by はるき at 2008-04-02 15:17:56

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