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2009年03月31日

土壁は地震に強い:岡山理科大で公開実験(伝統構法の会)

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : news ]


とても興味深い実験。
 土壁を持つ伝統的な建築物が、地震などで受ける圧力にどの程度耐えられるかを調べる公開実験が、2月28日と1日の2日間、岡山市の岡山理科大で行われた。
 NPO法人「伝統構法の会」(本部・東京)が主催。大震災では古い木造建築が倒壊しやすいと指摘される一方、被害が少ない伝統構法の建築物もあることが分かっている。
 柱と柱の間にヒノキ材5本を水平に通し、竹を縦横に敷いた骨組みに、矢掛町産の土を塗った土壁(縦3メートル40、横3メートル94、厚さ7センチ)を使用。左右に5〜45センチずつ揺らすため、油圧ジャッキを使い圧力をかけた。
 28日には土壁と桁(けた)、敷居との間にすき間がある「間仕切り型」で実施、1日はすき間がない「外壁型」で試した。外壁型では、約60人が見守る中、圧力が強まるごとに木材が「パキパキ」と音を立て、約15トンの圧力をかけ続けると、壁の土が崩れた。しかし、骨組みは残り、土を塗り替えれば再生できることが確認された。間仕切り型もほぼ同じ結果だったという。
 同会は土壁の耐久性を評価。壁の土が圧力を吸収、少しずつ崩れながら発散していると分析した。前川康会長(67)は「骨組みが崩れなければ、地震が起こっても家は倒れず、中にいる人を守ることができる可能性は高い」と話した。
[ 耐震性優れる土壁建築 岡山理科大公開実験 伝統的構法次世代に - 読売新聞岡山版2009年3月2日 ]


伝統構法は、在来工法とは決定的に違うもののようです。で、この伝統構法の構造特性を見直す研究が進んでいるとのこと。詳しくは伝統構法の会のサイトを。

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