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2006年03月20日

YouTubeが著作権のあり方を変える?かも。

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : テレビ◎ネット ]

YouTubeというビデオ共有サイトが人気だ。アメリカのサイトだが、日本からの利用も多い。ここの特徴は、「清濁あわせ呑む」といったら聞こえはいいけど、ようするに、著作権的にかなりヤバいものもガンガンupされていること。
このままでは,昔のNapsterと同じ運命になってしまうのでは・・・。
メディア・パブ YouTubeにも危機が,TV番組の無断掲載でNBCから抗議を

という危惧もあったが(当たり前だ)、どうやら風向きが変わりつつある、かもしれない。

以下、メディア・パブの記事を追ってみる。

2005年08月11日
ビデオ共有サイト“YouTube”,まるでFlickrのビデオ版
Flickrのビデオ版である。タギング(キーワード付け)できる。つまらないテレビ番組よりも楽しめる。
2005年12月27日
ビデオ共有サイト"YouTube"が人気爆発,あの「フォー!!」のビデオも
このYouTubeというサイトは,いったいどうなっているのだ!〜 著作権処理はちゃんとやっているのだろうか。
2006年02月21日
YouTubeにも危機が,TV番組の無断掲載でNBCから抗議を
とうとうYouTubeは,NBCからTV番組の無断掲載の件で,抗議を受けた。(略)最初の頃は,TV局も無視していた。というよりも,バズ(バイラル)マーケッティングのチャンネルとして期待していたところもなくはなかった。TVの視聴率がアップすることもあったし。象徴的な出来事が,NBCの人気コメディー番組SNLで放送されたビデオクリップ"Lazy Sunday"。このビデオクリップが昨年12月にYouTubeにアップされるやいなや,アクセスが殺到。数百万回も視聴されたという。ネットの威力を見せつけられたNBCも,同社サイトに"Lazy Sunday"を無料で公開するに至ったのだ。(略)ところが,一方で,iTuneやGoogle's video serviceなどで,ビデオの有料販売が始まった。有料販売を軌道に乗せるためにも,そろそろ叩いておかなけれならない時が来たのだろうか。
2006年03月01日
人気沸騰のYouTubeから,ビデオ削除の通知メールが日本にも
YouTubeの人気がともかくすごい。alexaのデータで調べたが,ページビューの伸びは異常なほどだ。(略)状況は,数年前のNapsterと似てきた。1週間前のエントリー「YouTubeにも危機が,TV番組の無断掲載でNBCから抗議を」で触れたように,ついに米国のTV局もこの状況を放置できなくなってきた。無断投稿のNBCビデオ500本を削除するよう,NBCがYouTubeに要求したのだ。
2006年03月04日
著作権侵害で渦中のYouTube,今度は何とMTVと提携へ
ビデオ共有サイトYouTubeは今まさに,無断掲載(投稿)のTV番組を削除するよう,NBCやCBSから厳しく責められている最中である。一方で今度は,音楽エンターテインメント専門チャンネルのMTVと正式契約し,MTV2のビデオクリップをYouTubeサイトに掲載することになった。
2006年03月13日
ブログ出版GizmodoもYouTubeと連携,“バイラルビデオエンジン”として活用
半年前まで全くの無名であったYouTubeが,今や多くの若者の間で最もクールなサイトに。ビデオコンテンツホルダーであるメディアも無視できなくなってきた。NBCやCBSは,著作権侵害でYouTubeと敵対する道を選んだ。無断で何者によってアップロードされているTV番組を削除するよう求めている。ところが一方で,MTVやGizmodoは YouTubeと積極的に手を組む道を選んでいる。YouTubeを強力なviral video engineとして利用する方が得策と見たからだろう。
2006年03月16日
YouTube,ユニークユーザー数でもGoogle Videoを圧倒
米国で昨年,大ブレークしたのがビデオ共有サイト。(略)注目したいのは,ビデオ共有サイトとして台風の目となっているYouTube とGoogle Video。ユニークユーザー数では,YouTubeが大きくリードしている。
2006年03月20日
YouTubeに追い風続く,映画プロモーションの場にも
YouTubeは,アッと言う間に最も人気の高いビデオポータルに。こうなると,利用したい企業も群がり始める。今度は,映画配給会社のDeep Focusが,映画プロモーションの件でYouTubeと契約を結んだ。YouTubeのサイトに映画の予告編ビデオを掲載することになった。
…正確な表現ではないことを最初に断っておくけど、ぼくは、もしかしたらYouTubeは著作権を変えてしまうのではないかと思っている。法律を変えるのではなくて、運用を変えてしまうのではと。

著作権法とは、ざくっと言えば、著作権者とか著作隣接権者を守る法律。これまで無断コピーの流通が問題視されてきたのは、結果的に著作権者(や著作隣接権者)の不利益になる、ひらたくいえば売り上げダウンにつながると言われていたからだろう。Napsterが叩かれたのもそういうことだった。

しかし本当にそうだったのだろうか。

無断コピーを流通させるのは違法だが、それが本当に著作権者(や著作隣接権者)の不利益につながっていたのだろうか。

無断コピーの流通が、結果的に著作権者(や著作隣接権者)の利益つまり売り上げアップにつながるんであれば、結果オーライ、むしろどんどんコピーしてちょ、ということになるのではないんだろうか。

冒頭に「清濁あわせ呑む」という表現をたまたま使ったが、考えてみると既存メディアは放送にしろ活字にしろ、「清濁あわせ呑む」ところに面白さがあったのではないか。YouTubeと既存メディア、「清濁」比でくらべてみるとどうなのか。

人が集まるところに金が集まり、金がさらに人を呼び、金を呼ぶ。…これまでテレビ業界がやってきたと同じような循環構造をYouTubeが生み出すのだとすれば、これは面白いことだと思う。

ただし、富の一極集中という、20世紀のテレビ局と広告代理店が実現してきた構造は、多分もうやってこないだろう。

動画だから巨額の利を得られる、というのは、おそらく、柳の下のドジョウ狙い(←何て言ったっけな)、たんなる妄想にすぎない。

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