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2005年09月14日

白昼の万博会場でムササビ大滑空

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : 愛知万博 ]

9月25日の閉幕まで残り2週間を切った愛知万博(愛・地球博)、ここへきて駆け込み需要というか連日の大入りでえらいことになってるみたいですが、きのう、会場あたりに生息するムササビが白昼堂々(?)とあらわれ、250人ものオーディエンスの前で大滑空を見せ、てんやわんやの大騒ぎとなったらしいという知らせが。

今回ムササビがあらわれたのは瀬戸愛知県館。もともと、このあたりにムササビが生息していることは、かなり以前から、一部では知られていた。

愛・地球博公式ウェブサイトでは、7月19日、
瀬戸愛知県館 ムササビがやってきた 
瀬戸愛知県館のムササビ夜間撮影に初成功

というプレスリリースを出している。以下、プレスリリースにあった、山根一眞氏(愛知県館総合プロデューサー)のメッセージを一部引用。

愛知万博は「自然の叡智」がテーマです。そのため瀬戸愛知県館では、瀬戸会場への出展は「海上の森の生物を守りこの問題を考える内容にするべきだ」と訴えてきました。瀬戸愛知県館の「森の劇場」の映像内容でもこのことを訴えていますが、パビリオン内にムササビが到来してくれたことは、私たちの思いに希少生物が応えてくれたことを意味しており、はかり知れぬ喜びを感じています。
瀬戸愛知県館の森の劇場の映像では、「この森の生物の一つでも欠けてはいけない」と食物連鎖の重要性を語りかけていますが、伐採の運命にあったコナラの木にムササビが到来し、その葉を食していることは、海上の森の食物連鎖がパビリオン内でも実現したことになります。
1851年のロンドンで開催された第1回万国博覧会以来154 年、万博会場のパビリオン内に夜ごと希少動物が到来するのは前例のないことと思われます。
ムササビの到来は、万博史上初の画期的な事件です。世界は愛知万博が21 世紀型万博のありようをどう示すかを注目していますが、瀬戸愛知県館はその世界の期待にも応えるささやかな成果を手にしたことになります。


撮影された映像は愛知県館のサイトで公開されている。

愛知県館はムササビの愛称を募集「ムー」に決まったが、今回あらわれたムササビがこのムーちゃんはどうかははっきりしない。夜行性のムササビがどうして昼間に出現したかはともかく、人間と遭遇したことではたと正気に返り(?)、あわてて走ったり飛んだりした模様。うーむ、あわてたムササビというかなりレアな姿をぼくも見たかったなー。ともあれ、昼間に人前にあらわれたり、あわてたり、かなりおっちょこちょいというか、愛すべきキャラの個体と推定。

いっぽう、「森の劇場」から出てきて現場に居合わせた来場者らは約250人。珍客(…まあどっちが珍客かというのはおいといて)の登場に、思い思いにケータイやデジカメでその姿をおさめていた、らしいのだけど、いまのとこと、「ムササビ 万博」でぐぐってみてもヒットなし。どなたかブログか何かにupしてくださいまし。なお、この中には偶然テレビクルーもいて、その様子を撮影。いずれオンエアで使われるであろうけど、全国放送にはならないかな?

ムササビの生息地を荒らしてまで入場者数ウハウハの愛知万博、という見方もできるだろうけど、むしろ、自然と人間との共生といういい方向でとらえたい。かけがえのない自然とは、ガラスケースの中に移植するかのごとくに分離密閉してキープされるべきものではなく、自然と人間との間で、それぞれ折り合いをつけて、地続きの関係のなかで実現されるべきものだと思うので。

後日(10月6日)追記:
このときの模様を『週刊ポスト』10月14日号(10月4日発売)「メタルカラーの時代」第696回で山根一眞氏が書いている。
9月上旬の夕方、突然、多くの来館者がいる館内をムササビが飛び走り回るという「大事件」も発生した。これは、別のムササビだった。
(中略)ムササビはその絶滅3種を展示した「森の繭」の上でオシッコまでしてみせた。瀬戸愛知県館は、万博史上初めて野生生物が居座るパビリオンになったのである。

(「別のムササビ」というのは、「ムーちゃん」とは別のムササビということ)
文中には、「瀬戸愛知県館の森の繭にやってきたムササビ」とキャプションがつけられた写真が2点。その時のものらしい。けっこう、かわいい。

⇒この記事をふくむカテゴリー [ 愛知万博 ] もどうぞ。
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