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2009年06月30日

生息できない過酷な環境にホタルを放つことが自然保護を考えるきっかけになるという理屈

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : news ]

何回読んでも理解できない記事。
 前橋市の県指定重要文化財「臨江閣」を会場に、8月にホタルを観賞する計画を前橋工科大学准教授の梅津剛さん(47)が進めている。梅津さんが開発した「水槽ビオトープ」で飼育したホタルを放つ。ホタルの命のはかなさやもろい自然環境があることを子どもたちに知ってほしい、という思いがある。
 臨江閣は、官庁街で閑静な立地とはいえ、前橋の中心部にある。ホタルは生息はしていない。しかし、観賞に必要な暗さがあるとして選んだ。
 通常飛翔(ひ・しょう)はヘイケボタルで7月下旬ごろまで。あえて時期をずらして観賞会を開くことで、ホタルがすめなくなった現代の環境に改めて目を向けてもらう狙いがある。
 川の水質は? 土の産卵場所は? ホタルが交尾するのに必要な暗闇が開発された街中にあるの?――生息しない場所に成虫を放てば「なぜこの付近にホタルはすめないのか」を考えるきっかけになると梅津さんは言う。
 梅津さんはホタルの大量飼育を実現する一方で、ホタルの命のはかなさを実感した。だから、ホタルを飼育して放つことだけが目的ではないという。「絶滅しやすい生き物の生息環境を知ってもらい、自然環境の保護を考えるきっかけにしてもらえれば」
 同大の子ども科学実験教室の中で企画する予定。現在、日程や内容を詰めている。
[ 臨江閣にホタルを - asahi.comマイタウン群馬2009年06月29日 ]


ホタルが生育できない環境にホタルを放つことで、子どもたちはホタルの命のはかなさを学ぶのか。「わあー、ホタルきれい、ねえ先生、このホタルみんな死んじゃうんだよね無駄死にだよね」「無駄死にじゃないよ、君たちにとって大事な教材になるのさ」「へーそうなんだー、カエルの解剖みたいなものだねーかわいそうだねー人間のためなら犠牲になってもいいんだよねー」…ということなのか。

そりゃ生物にはそれぞれ環境の適不適があるでしょう、人間が砂漠に放たれたら生きていけないかもしれないけどそこを棲み処にしてる生き物がいるように。それを知ることが環境保護のきっかけになるとはとてもぼくには思えず単なる昆虫虐殺に過ぎないのではと思うのだが。

まあ、ホタルもしょせん虫に過ぎぬふだん殺虫剤で虫をバンバン殺しておいて何を言うかと反論されたら立つ瀬がありませんが。

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長野県辰野町の移入ホタル問題 : 長野県辰野町松尾峡には1960年代に主として関西から大量のゲンジボタルが移入され、元々住んでいた地元ゲンジは増えるどころか、逆にほぼ絶滅したらしいことが
2009/07/13 08:08
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コメント

2008年06月25日
幸せなホタルと、見世物のホタル
に関連して。
長野県辰野町松尾峡は、昔からゲンジボタル発生地として有名です。

しかし、松尾峡には1960年代に主として関西から大量のゲンジボタルが移入され、元々住んでいた地元ゲンジは増えるどころか、逆にほぼ絶滅したらしいことが最近の研究で明らかになっています。この移入の経緯はパンフレットなどでは、伏せられています。

移入ゲンジは在来ゲンジと遺伝的にも行動的にも(発光の仕方)異なっています。つまり、1960年代をはさんで、違うタイプのホタルを見て(見せられて)いるのです。しかしながら、町はその区別なく放流飼育を繰り返してきた経緯があります。

最近、この辰野町のホタル養殖による現地ホタルの生態破壊が問題となっています。対策を採るように研究者は申し入れていますが、役場から「この問題を、あまり公表しないでほしい」と言われ、かつ、対策も採られていません。

パンフレットや町のウエブサイト
http://www.town.tatsuno.nag...
では、

「町では、ホタルを守るために、次のようなことを行ってきました。水のよごれを防ぐため、沢のきれいな水を加える工事を行いました。その結果、ホタルが少しずつ増えてきたので、休耕田にホタルのすめる小川をつくることにしました。この小川から2年後に、たくさんのホタルがでました。その経験をいかして、今の2つのホタルの水路を作りました。更に、昔からの水路の改修にあたって、コンクリートのほか木くぎを使ったり、川幅を広くして、ホタルのすみやすいような工事をしました。そうして、小川にホタルの幼虫や、カワニナを放しました。小川のまわりの草をかったり、泥上げをしたり、いつもホタルやカワニナのすみやすいように、手入れを続けてきました。そのかいがあって、今松尾峡では、昔のようにホタルが見られるようになりました。」

となっており、移入のことは触れられていませんが、実際には、上記のような他地域ゲンジの放流によって、地元のゲンジの生存が脅かされています。

役場の担当課長から、「観光客はホタルを見にきているので、全体としてホタルが増えればいいのであって、仮に、在来ホタルが減っても構わない」という、驚くべき発言もありました。

この問題は過去のことではなく、現在も続いています。昨年の簡単な調査で、松尾峡下流地域では、松尾峡からあふれ出した移入ゲンジが在来ゲンジの生存を脅かし、ある地点では既に9割が移入タイプとなっていることが判明しました。つまり、地元ゲンジが子孫を残せなくなっているのです。

たとえば、
http://www.geocities.jp/zen...
あるいは
http://www.shinshu-liveon.j...
で問題となっていることが見られます。

理解を深めてほしいと思います。

また、kumageraのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ku...
も参考にして下さい。
posted by http://blogs.yahoo.co.jp/kumagera2009/32 at 2009-07-13 08:13:05

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