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2009年06月05日

悪徳業者をはびこらせホタルを苦しめる新聞“無脳”記者

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : news ]

今年も南のほうから順にホタルの便りが聞かれる季節となりました。

…それとともに、非常に残念ながら、思わず頭を抱えてしまう記事も。
業者から幼虫を購入し、4月にゲンジボタル400匹、5月にヘイケボタル300匹を宇連川にかかる浮石橋付近などに放した。
[ ホタルが待ってる湯谷温泉に 女将が発案、幼虫700匹放流 - 中日新聞愛知版2009年6月4日 ]
新城市湯谷温泉「女将の会」会長を務める松風苑の松井純子さん、業者からホタルの幼虫を買わないでください。あなた方の私利私欲でホタルたちが苦しんでいます。一気に印象悪くなりました湯谷温泉。ぼくは岡崎出身だから知ってますけどね湯谷温泉、いいとこだと思ってたのに誠に残念です。

それから中日新聞の阿部雅之記者。こういう記事を垂れ流すのはやめてください。無知の再生産を促進して苦しむホタルをさらに増やすことになります。プロとして、まったく勉強不足。かりに「環境も大事だけど経済も大事」と思うのであれば、最低限、業者購入の是非を問う視点も含めるべきです。たぶんそこまで全然考えてないでしょう、そういうのを無脳記者という。

何がダメなのか、東京ゲンジボタル研究所の古河義仁氏のブログを読んでいただければわかります。「ホタル泥棒 養殖販売業者の悪事」、「ホタル販売」あたりのエントリーで。

放流の時期も間違っている。それについては「ホタルの放流式」「ホタルの幼虫放流に関して」あたりをご覧いただきたい。

まったく毎年毎年:x:

(エコだの地球にやさしくだのって喧伝される昨今だけど、結局この程度のことなんでしょ?悲しくなる)

■関連記事:
生息できない過酷な環境にホタルを放つことが自然保護を考えるきっかけになるという理屈
戦前から続く「ホタル番」から残念な新聞カメラマンまで、ホタル記事総まくり
かよわくも無邪気なホタルたちとシンクロした夜(新潟県上越市大島区仁上)
新聞記事についての拭えない疑念。 (別ブログですが書いてるのは同じボク)
ジャーナリズムの思考停止(無脳化)
幸せなホタルと、見世物のホタル
発生しないはずの場所でホタルが大発生する国ニッポン

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at 09:20:54 | この記事のURL |


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長野県諏訪市の旅館「ぬのはん」でも、観光客のために、関西の業者から購入したゲンジボタルの放流を今年から始めた。さらに今後も進めて、移入ゲンジの定着を目指すという。

これを、地元最大紙「信濃毎日新聞」知った全国ホタル研究会および長野ホタルの会会員が、旅館に「やめてほしい」と言って申し出たが、待ったく聞き入れられなかった。

また、この記事を書いた信濃毎日新聞記者と信濃毎日新聞長野本社にも。「軽率だ」と抗議した。
posted by http://blogs.yahoo.co.jp/kumagera2009/32 at 2009-07-13 08:22:51

上記「ぬのはん」問題の信濃毎日新聞記事は、

http://www.shinshu-liveon.j...

で見られる。
posted by kumagera at 2009-07-13 08:26:39

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