| 取扱説明書 | 吉見直人(管理人) | お便り | Nucleus CMS Japan |

2009年01月27日

みんなをしあわせにするメディア(テレビのこれから)

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : news ]

もうじき休刊する雑誌「広告批評」の最新号No.333の特集「テレビのこれから」で、「テレビ関係者・識者・クリエイターに聞く! TVアンケート」というアンケートをしているらしい。

「いまのテレビの姿(状況)をどう感じていらっしゃいますか」という問いについて、「『広告批評』 No.333 特集 「テレビのこれから」 - Zopeジャンキー日記」では、
読む前から予想できるように、いまのテレビはダメだというトーンの意見が多いのだが、逆に肯定的なことを書いている人の回答に光るものが多い。
として、いくつかの回答を紹介している。
佐々木宏(クリエイティブディレクター) 「不景気だ、メディアがネットに移るぞ移るぞと言われながらも、テレビに敵う強力なメディアなんてここしばらくは現れないとみんなわかっている。日本人、なんだかんだ言って、テレビ好きだから」
…ですね。テレビ好きですね。そんなに好きじゃなくてもいいんじゃないかってぐらい。
大根仁(映像ディレクター・演出家) 「これは胸を張って言いたいことだけど、日本のテレビ番組は世界でいちばん面白い!!」
…そうかもしれませんね。なんでこんなに面白いんでしょうね、日本のテレビって。陽気な国民性でもないのに。

あと、いまのテレビに否定的な回答が多いのは、回答者が思考停止しているからではないですか?テレビなんてくそったれだと言っておけばとりあえずオッケー、カッコがつくと。

以前に[fratdrive's Tumblelog マスコミ=大衆]に書いたように、
マスコミ批判とは大衆批判であり、エリートが大衆を見下して、
おれは(わたしは)あいつらとは違う。
という意識が根底にある。
というのもあるのではないですか。

ただ。テレビというマスメディアの責務について、最近よく考えます。
石井克人(ディレクター) 「昔やってた「タマちゃん発見!」みたいな能天気なニュースをテレビでは見たいのかも」
というようなことです。

さらにいうと、
中島信也(CMディレクター) 「ここでもう一度「天下の公器」である「放送」を「みんなをしあわせにする、みんなのもの」という視点で根本から再構築するべきだと思います。そして無法地帯であるインターネットとの品格の違いを明確に打ち出していくことができたならば、社会から見捨てられる危機に立ち向かえるはずです」
ということです。

「無法地帯であるインターネットとの品格の違い」というのは、ちょっと何かなあ〜とは思いますが。

誰かを一刀両断に全否定したり、寄ってたかってフルボッコしたりするのって、モデルはマスメディア。ネットはそれを模倣しているに過ぎないですよね。それが正義だと信じられてきた時代もありましたけど、結局のところ、人々をばらばらに分断しただけじゃなかったんでしょうか。

ぼく自身も反省すべきだと感じています。

メディアがなすべきことは、誰かを叩きのめすことではなく、誰かと手をたずさえていくことではないのかと。

■関連記事:
良心のある番組
モンスターはもう古い(あるクレーマーの告白)

⇒この記事をふくむカテゴリー [ news ] もどうぞ。
at 21:54:15 | この記事のURL |


トラックバック

このアイテムのトラックバックURL:
http://fratdrive.net/diary/item_1341.trackback

このエントリにトラックバックはありません
もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。

コメント

コメントはありません

コメント記入



プレビュー

ブログ内新着記事

「空気を読んで笑うな!」(悪夢ちゃん) - [ f ]ふらっとどらいぶログ
スーパーな庶民に凡庸なエリートがぶら下がる奇妙な国ニッポン - [ f ]ふらっとどらいぶログ
蹴散らして前へ! - [ f ]ふらっとどらいぶログ
昼寝するメダカ - [ f ]ふらっとどらいぶログ
真面目に働くのは正しいことか? - [ f ]ふらっとどらいぶログ