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2009年01月09日

OECD曰く「正社員の雇用保護を削減せよ」

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : news ]

OECDは昨年の対日審査報告で、非正規労働者が1/3を超えた日本の労働市場の二極化を、OECD諸国に例をみない異常な現象だと指摘している。非正規労働者の増加は小泉内閣の発足よりはるか前の1990年代前半から始まっており、構造改革とか市場原理主義とは何の関係もない。それは長期不況に対応してコストの低い労働者を増やす、実質的な賃金切り下げの手段だったのだ。
業績が回復しても日本企業は正社員の雇用を増やさず、非正規社員で対応する。その最大の原因としてOECDが指摘するのは、日本の正社員の過剰保護である。
厚労省の進めている雇用規制の強化はOECDの勧告に違反し、構造改革に逆行するものである。
[ 格差の正体 - 池田信夫 BLOG ]
OECDが指摘するところによれば、企業は労使紛争を恐れて正社員の雇用を控えるようになりました。2003年の労働基準法改正によって解雇要件が厳しくなったことなどが背景にあるということです。

正社員の過剰保護と、『不機嫌な職場』(講談社現代新書)の指摘する「人材の流動化や分社化、オフィスの分散化が進み、職場のタコツボ化が進行。会社は都心のマンションのようになり、協力関係が損なわれた」というアトム化した職場と、伝染するパワハラと、お客様は神様ですならびに消費者は偉大だと。むにゃむにゃ。

なお、ぼくはOECDの原文にあたったわけではないし、OECDを神と崇めているわけでもありません。

■関連記事:孤立して心を病む先生と、アトム化した職場

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