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2008年10月20日

選択の自由が人を不幸にするという主張

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : fratdrive日記 ]

「「選択の自由」という考え方がいかに人を不幸にしているか」(週刊東洋経済2008.10.25)という記事がちょっと面白かった。内容は、東京大学東洋文化研究所准教授・安冨歩氏のインタビュー記事。一部抜粋。
選択肢は多いほどいい──。「選択の自由」を重んじる市場経済。だが『生きるための経済学』(日本放送出版会)の著者・安冨歩氏は「選択の自由」こそが現代社会の生きづらさにつながっていると指摘する。
──「選択の自由」という概念を否定されているのはなぜですか。
選択肢それ自体が悪いのではありません。「選択肢は多いほうがいい」「最良の選択肢を選ばなくてはいけない」といった考えがいかに人を不幸にしているか、その破壊性を問題にしているのです。そもそも、最もよい結果を出す選択肢を選ぶことは無理です。ですから、いくら選択の自由があっても、幸福を保証してはくれません。
で、安冨氏は50種類の商品を選択する組み合わせが1125兆組にも上ると例を示したうえで、「消費に限らず現実社会で最適・合理的な選択肢を選ぶのは無理。それなのに選んだことに対し、「自己責任」と言われても困ります」という。で、現在の市場経済に蔓延する計画制御的な発想ではなく、「創発」を促すことが大事であるとし、フィードバックの重要性を説いているのだがこのあたりは正直いってよくわからない:|

記事は最後に、「現代社会は、勝手に描いた理想と現実のギャップに悩み、起きてもいない問題に翻弄されている。そうではなく、問題が起きたら隠蔽せずに問題と向き合ってフィードバックしていけばいい。そうすれば、人間が本来持つ力によって、どんな困難な問題も乗り越えていけるはずです」と結んでいる。

…よくわからない部分がキモのようなので、よく読んで僕なりに解釈してみると、ざっとこうなる。

予測をしたり計画を立てたりしない。先のことはわからない、で片付ける:lol:
したがって評価もしない。ぶっちゃけ、なるようになる:hahaha:
ただ、出来事を注意深く観察して欠点を指摘する。過去の教訓には素直に反省する:cry:
あとは勘に頼って個々の潜在能力を引き出す。ひらめきだけで突っ走れ:mrgreen:
…で、いいのか?

■関連記事:
「福祉犯」への違和感、背景には「家族崩壊」?
夏休みの宿題と生産性との関係

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