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2008年09月02日
インターネットは「無邪気で破壊的な一見さんを増殖させるツール」なのか。
[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : fratdrive日記 ]
「清流ファシズム」というテーマを考えていたら、こんなニュースが。
清流遊び 目立つマナーの悪さ - 2008年8月16日 読売新聞滋賀版(※リンク先はGoogleキャッシュ)
同様の事例は枚挙にいとまがないだろう。たとえばココ。甥っ子が近所に住んでて、うちの子も小さい頃はずいぶんお世話になった。もともとは地元の子たちが遊ぶ小さな川だったんだけど、どうも年々人が増えた。地元の子が育つ→学校や職場の仲間を連れてはるばるやってくる、というパターンなのかもしれないけど、若者グループとかが何台もの車で大挙してやってきては、狭い河原にでかいタープを張り、盛大にバーベキューをやったりするようになりました。…つい先日も「場所を教えていただけませんか」と問い合わせがありましたが断った。
彼らの無邪気さはたとえば、若い男が銛(モリ)を持ってきてそれで魚を獲ろうとするところにもあらわれる(←じっさい数年前に目の前で見た)。たぶん、同行した若い女にいいとこ見せたかったのだと思うが勘違い。ここには銛で獲るような魚はいない(たぶん)。小魚ばかりだ(たぶん)。釣り糸だって危なくって迷惑なのに、小さな子供が遊ぶ川で銛はないだろう。しかし彼はきっと子ども時代に川遊びの原体験を持っていないので、「川=銛」と短絡的に考え、ひとりテンションがあがってしまったのだろう。いったいどういう場面を妄想してあんなの買ってしまったのか、想像するだけで笑える。
基本ルールを知らない無邪気な消費者がリアルな清流に来ると迷惑なので、バーチャルに閉じこもってていただきたいのである。
また、これはネット全体というよりmixiでよく見られることかもしれないが、地元しか知らない穴場情報を不特定多数に露出させるのはやめていただきたいのである。ホタルの生息地とかさ。善意の書き込みが悲しい結果を招くこともあるのだという想像力を持って、楽しいネットライフを送っていただきたいのである。
さらに、「こんな素敵なお店を見つけました」とかブログで紹介することが、ほめてるんだしお店の宣伝にもなるからいいじゃんと思っているかもしれないが、迷惑をしているお店もあるのだということを知っていただきたいのである。客が増えることはお店にとって必ずしもメリットばかりとは限らないのである。いっときばかりの一見さんがイナゴのように怒涛にやってこられると、お店ばかりか常連客も迷惑するのである。あんたらはお店の継続的繁栄などどうでもよくてあちこちつまみ食いをしてれば満足かもしれないけど、常連客にとってはお店がずっとそこにあることが何より大事で、そのために足しげく通って少しでも売り上げに貢献していつまでもおじさんおばさん元気でねと願っているのだから荒らしに来ないでいただきたいのである。
結局のところインターネットが「無邪気で破壊的な一見さんを増殖させるツール」として機能してしまうのはある意味でしょうがないけど、でも、そこんところどうにかならないかとも思ってしまうのである。ちなみにぼくはこのブログ、このサイトは常連さん向けにせっせと運営しているのでありまして、どうか今後もごひいきによろしくお願いいたします。
※わりと田舎で生まれ育った僕。子ども時代はひととおりの田舎遊び(ザリガニ釣り、虫とり、魚獲り…)をした記憶があるけど、それをわが子に伝えていないことに気づいた。というか、伝えるだけのノウハウを持っていないことも気づいた。たぶん、みんなのあとを金魚のフンよろしくついて歩いていただけだったのだ。そういう意味では、「銛ヤングメン」の親と同じだなと思ったが、いやちょっと違うぞ、これは親から子じゃなくって子から子へ伝承するべきものじゃなかったか。
※故郷の三河地方では、川に入って魚を獲ることを「ぽんつく」と言っていました。釣りはぽんつくじゃなくって、あくまで川に入って魚をつかまえることが「ぽんつく」でした。「ぽんつく」には違った解釈、あるいはほかの地方では別の意味だったりするようですが。。。
⇒この記事をふくむカテゴリー [ fratdrive日記 ] もどうぞ。
「清流ファシズム」というテーマを考えていたら、こんなニュースが。
清流遊び 目立つマナーの悪さ - 2008年8月16日 読売新聞滋賀版(※リンク先はGoogleキャッシュ)
比叡山から琵琶湖に注ぐ大宮川。ふもとのケーブル駅近くにある日吉大社の境内を流れ、地元の人や下流の寺院が今も、生活・農業用に取水しているという。暮らしの中に息づく昔ながらの清流だ。おっしゃる通り、悪意はないのでしょうけど、そういう問題かなあ。たぶんそこは、「知る人ぞ知る隠れスポット」なのでしょう。これまで地元の人しか知らなかったがゆえに暗黙のルールが成立していた場所が、ネットという飛び道具で不特定多数に知られるようになり、無邪気な消費者がイナゴのように荒らしにくる。あるいは下手すると彼らはケータイという武器を持ってるから、その場から「いいとこあるよ〜おいでよ〜」なんて集客かけたりすれば、ますます荒らされる。
ところが、近年、インターネットのブログなどを通じて知られるようになり、県内外から水遊びに訪れる人が増えた。込み合う琵琶湖畔に比べて穴場とみえ、涼しい木陰で、水着で川に入ったり、スイカ割りをしたり、犬を連れて来たり、ごみをそのまま放置したり。
なかには、水を引き入れるために並べた石を勝手に動かす人もいる。サワガニを捕るつもりらしいが、「一番困る」という。見つけた下流の寺院の人らが元通りに直している。
日吉大社の関係者がマナーを注意しても「川は県の管理のはず。なんでお宮が注意するのか」と“逆ギレ”されることも。地元の人は「遊ばせてください」と断ってくるが、ほとんどの人は脇道から、無断で入る。
「下流の迷惑になるし、あくまで神社の境内ということを忘れないでほしい」。約15年勤める受付の女性(63)は訴える。
息子2人と川遊びに来た帰省中の主婦(37)は「来る人のマナーが悪くなったとは聞いていたが」と渋い表情。すぐそばでは、別の女の子が水着で……。
遠くから来た行楽客は、地元の人たちが〈生活の川〉として大宮川を利用しているのを知らないだけで、悪意はないのだろう。
ただ、大宮川は地元の人たちみんなのもの。一人ひとりがもう少し配慮して、誰もが楽しめる空間になれば。そう願う。
同様の事例は枚挙にいとまがないだろう。たとえばココ。甥っ子が近所に住んでて、うちの子も小さい頃はずいぶんお世話になった。もともとは地元の子たちが遊ぶ小さな川だったんだけど、どうも年々人が増えた。地元の子が育つ→学校や職場の仲間を連れてはるばるやってくる、というパターンなのかもしれないけど、若者グループとかが何台もの車で大挙してやってきては、狭い河原にでかいタープを張り、盛大にバーベキューをやったりするようになりました。…つい先日も「場所を教えていただけませんか」と問い合わせがありましたが断った。
彼らの無邪気さはたとえば、若い男が銛(モリ)を持ってきてそれで魚を獲ろうとするところにもあらわれる(←じっさい数年前に目の前で見た)。たぶん、同行した若い女にいいとこ見せたかったのだと思うが勘違い。ここには銛で獲るような魚はいない(たぶん)。小魚ばかりだ(たぶん)。釣り糸だって危なくって迷惑なのに、小さな子供が遊ぶ川で銛はないだろう。しかし彼はきっと子ども時代に川遊びの原体験を持っていないので、「川=銛」と短絡的に考え、ひとりテンションがあがってしまったのだろう。いったいどういう場面を妄想してあんなの買ってしまったのか、想像するだけで笑える。
基本ルールを知らない無邪気な消費者がリアルな清流に来ると迷惑なので、バーチャルに閉じこもってていただきたいのである。
また、これはネット全体というよりmixiでよく見られることかもしれないが、地元しか知らない穴場情報を不特定多数に露出させるのはやめていただきたいのである。ホタルの生息地とかさ。善意の書き込みが悲しい結果を招くこともあるのだという想像力を持って、楽しいネットライフを送っていただきたいのである。
さらに、「こんな素敵なお店を見つけました」とかブログで紹介することが、ほめてるんだしお店の宣伝にもなるからいいじゃんと思っているかもしれないが、迷惑をしているお店もあるのだということを知っていただきたいのである。客が増えることはお店にとって必ずしもメリットばかりとは限らないのである。いっときばかりの一見さんがイナゴのように怒涛にやってこられると、お店ばかりか常連客も迷惑するのである。あんたらはお店の継続的繁栄などどうでもよくてあちこちつまみ食いをしてれば満足かもしれないけど、常連客にとってはお店がずっとそこにあることが何より大事で、そのために足しげく通って少しでも売り上げに貢献していつまでもおじさんおばさん元気でねと願っているのだから荒らしに来ないでいただきたいのである。
結局のところインターネットが「無邪気で破壊的な一見さんを増殖させるツール」として機能してしまうのはある意味でしょうがないけど、でも、そこんところどうにかならないかとも思ってしまうのである。ちなみにぼくはこのブログ、このサイトは常連さん向けにせっせと運営しているのでありまして、どうか今後もごひいきによろしくお願いいたします。
※わりと田舎で生まれ育った僕。子ども時代はひととおりの田舎遊び(ザリガニ釣り、虫とり、魚獲り…)をした記憶があるけど、それをわが子に伝えていないことに気づいた。というか、伝えるだけのノウハウを持っていないことも気づいた。たぶん、みんなのあとを金魚のフンよろしくついて歩いていただけだったのだ。そういう意味では、「銛ヤングメン」の親と同じだなと思ったが、いやちょっと違うぞ、これは親から子じゃなくって子から子へ伝承するべきものじゃなかったか。
※故郷の三河地方では、川に入って魚を獲ることを「ぽんつく」と言っていました。釣りはぽんつくじゃなくって、あくまで川に入って魚をつかまえることが「ぽんつく」でした。「ぽんつく」には違った解釈、あるいはほかの地方では別の意味だったりするようですが。。。
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