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2008年04月14日

「マイ箸」ブームが理解できない

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : fratdrive日記 ]

新聞スクラップを整理したら出てきた。朝日新聞(2004年03月30日付)で呉智英氏が「「識者」の責任について」と題したコラムを書いている。以下抜粋。
十年ほど前、割り箸は森林破壊の元凶だから使用をやめて、外食には自分用の箸を持ち歩こう、という運動があった。このあおりで割り箸製造業者は大打撃を受けた。しかし、割り箸は間伐材の有効利用であり、森林破壊どころか里山育成に役立つという批判が出て、今では割り箸追放運動は姿を消した。この運動を支持していた弁護士で、後にある党の党首になった女性は、今でも割り箸追放を“頑固に”主張しているのだろうか。
この割り箸追放運動は覚えている。ここで書かれていたような経緯だったと記憶している。だから、いまの「マイ箸」ブームが理解できない。過去の批判が間違っていたとか、新たな根拠が出てきたとか、そういうことなら理解できるのだけど。いったいどうなっているんだろうか。まさか、とりたてて根拠のない時代の気分とでもいうような無責任な、なにやら業者の思い通りになっているのではないだろうなあ〜。

とりたてて根拠もない個人的感覚では、割り箸をやめたぐらいじゃ免罪符にならないんじゃねえか、って思う。

だから、神戸新聞の小西博美記者が書いた↓の記事が納得できない。「〜かもしれない」とかのコメントを無批判に載せるのではなく、根拠をきちんと取材して納得させてほしい。ホントに砂漠化は止まるのか。黄砂は減るのか。

自分の箸(はし)を持ち歩き、飲食店などで割り箸を使わない「マイ箸派」が着実に増えている。「無理をせず、できることをできるときに」というのが定着の秘訣(ひけつ)で、身近なエコがじわり浸透している。
木材の伐採を減らすため、割り箸の利用を考える議論は以前からあったが、ここ数年、芸能人らが持参をアピールしたことや、NHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」で、若狭の塗り箸職人が取り上げられたことも「マイ箸」ブームを後押ししたようだ。
マイ箸歴二年というデザイン会社勤務の滝安敬子さん(35)=西宮市大森町=は、友人にもらったのがきっかけ。「最初はなかなか使えなくて。お店でも、『要りません』というとけげんな顔をされた」と笑う。
今では、手作りの箸袋を友人にも配るほどの愛用者。背景には、かつて旅したアジアの国々への思いがある。日々食べるのが精いっぱいという人々との出会いに経済格差を痛感。各地に、先進国の豊かな生活のため破壊された自然があった。
愛好者の増加を受け、箸の売れ行きも好調。神戸・三宮のそごう神戸店では、昨年秋に発売した折りたたみの箸や布製箸袋が飛ぶように売れている。売れ筋は千-千五百円だが、紫檀(したん)、黒檀(こくたん)など高額のこだわり品も人気だ。
マイ箸を持参した人に店側が特典を与える「マイ箸9ポンMAP関西」。昨夏、神戸で始まったこの運動も登録店が百五十店に上った。スタッフの辻かおりさん(35)=神戸市西区=は「一人が割り箸を使うのを一膳(ぜん)減らすことで、もしかしたら砂漠化を少しでも食い止め、中国の黄砂が減るかもしれない。楽しみながらきっかけづくりを」と話している。
マイ箸じわり定着 おしゃれ感覚身近にエコ(神戸新聞4月12日付)




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