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2008年03月04日
テレビなんて見なくても困らない。
[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : テレビ◎ネット ]

FPN-執筆家のためのNotToDoリストに、
1.テレビを見ない
…とありました。
いや〜まったく賢明な判断であります。
でも、世の中こういう方ばっかりになると、ぼくのようにテレビ番組の制作にたずさわってる人間は商売あがったりになるので、懸命な弁明を繰り広げてみることにします。
テレビとは、無料でありながら、興味深い(or役に立つ)コンテンツが手軽に楽しめる稀有なメディアです。※無料とは一概に言い切れないという議論もあるとは思いますが(NHKなんかはとくに)。
しかし、デメリットもあります。
逆にいえば、ウェブサイトのアクセス解析における滞在時間という観点から見れば、べらぼーな滞在時間をユーザーに強要し、べらぼーに大勢のユーザーが滞在し続けているという、めっぽううらやましいメディアでもあります。
それは、ものすごくシンプルにいえば、テレビ番組には金がかかっているからです。たくさんの時間とプロセス、機材、そしてマンパワーを注ぎ込んで作るのがテレビだからです。
スティーヴン・キング曰く、
ぼくが子どもの頃は、「8時だヨ ! 全員集合」という、それはそれは「日本のテレビ史にも残る、最高の国民的バラエティ番組」(Wikipedia)がありましたが、そんなん見なくても全然損失ないですしね。
当時から、「テレビなんて下らない」「テレビなんて見なくても困らない」と言われてきました(←たしか)。こうしたワンパターンな紋切りフレーズがいまも有効なのは何故ででしょう。それはもしかしたら、テレビが大衆的なメディアであるがゆえに、「テレビなんて下らない…」と吐き捨てることがステイタス、知的人間の証明なのかもしれませんね。
テレビといっても、ドラマ、バラエティ、ニュース、そしてドキュメンタリーと中味は様々。そして同じバラエティでも、予算も違えば、制作スタッフの熱意や、つくりの丁寧さも違うのは、よく見ればわかります。
メディアタイプによって、価値があるとか下らないとか、十把一絡に断言してしまうのは乱暴すぎるんじゃないかって気もします。
それから、
いやほんとに、テレビなんて下らないものは見なくてもまったく困りませんね。
注:ここでのテレビとは地上波全国放送をいちおう指します。
追記1:「つまんないから見ない」んだったら、べつに何もいいません。「皆さんに見ていただける番組づくりに精進します」と、力なくつぶやくばかりです。
追記2:「テレビなんて下らない」派も納得の記事がありました。
小寺信良:正直、テレビはもうダメかもしれん (1/3) - ITmedia +D LifeStyle
それから、
⇒この記事をふくむカテゴリー [ テレビ◎ネット ] もどうぞ。

FPN-執筆家のためのNotToDoリストに、
1.テレビを見ない
…とありました。
いや〜まったく賢明な判断であります。
でも、世の中こういう方ばっかりになると、ぼくのようにテレビ番組の制作にたずさわってる人間は商売あがったりになるので、懸命な弁明を繰り広げてみることにします。

テレビとは、無料でありながら、興味深い(or役に立つ)コンテンツが手軽に楽しめる稀有なメディアです。※無料とは一概に言い切れないという議論もあるとは思いますが(NHKなんかはとくに)。
しかし、デメリットもあります。
テレビを見なくなってから、かれこれ10年ぐらいでしょうか。そう、時間がかかることです。これはテレビに限らず、動画形式のメディアに共通する特性です。動画は、時間軸の制約から逃れることはできません。
(略)
理由は、時間がなくなるから。そんな時間があったら、本を読んだり書いたりする方を優先します。
逆にいえば、ウェブサイトのアクセス解析における滞在時間という観点から見れば、べらぼーな滞在時間をユーザーに強要し、べらぼーに大勢のユーザーが滞在し続けているという、めっぽううらやましいメディアでもあります。
それは、ものすごくシンプルにいえば、テレビ番組には金がかかっているからです。たくさんの時間とプロセス、機材、そしてマンパワーを注ぎ込んで作るのがテレビだからです。
スティーヴン・キング曰く、
テレビを切って、いったい何が失われるだろうか?…何も失われないでしょう。でも、得ることもできないでしょう。
「旬の話題についていけない」これは、たいした苦痛ではありませんね。テレビは大衆メディアですから、旬の話題というよりもっと広く、世情、というか、時代の気分がわかります。それはテレビ視聴のメリットの1つです。まあ、時代の気分に無縁の執筆活動をされている方には関係ないでしょうが。
ぼくが子どもの頃は、「8時だヨ ! 全員集合」という、それはそれは「日本のテレビ史にも残る、最高の国民的バラエティ番組」(Wikipedia)がありましたが、そんなん見なくても全然損失ないですしね。
当時から、「テレビなんて下らない」「テレビなんて見なくても困らない」と言われてきました(←たしか)。こうしたワンパターンな紋切りフレーズがいまも有効なのは何故ででしょう。それはもしかしたら、テレビが大衆的なメディアであるがゆえに、「テレビなんて下らない…」と吐き捨てることがステイタス、知的人間の証明なのかもしれませんね。
テレビといっても、ドラマ、バラエティ、ニュース、そしてドキュメンタリーと中味は様々。そして同じバラエティでも、予算も違えば、制作スタッフの熱意や、つくりの丁寧さも違うのは、よく見ればわかります。
メディアタイプによって、価値があるとか下らないとか、十把一絡に断言してしまうのは乱暴すぎるんじゃないかって気もします。
それから、
テレビを見せない分、子供は、すっかり本好きになっています。…うちの子、バリバリにテレビ見せてますが、本好きですよ。おっかしいなー。
いやほんとに、テレビなんて下らないものは見なくてもまったく困りませんね。
注:ここでのテレビとは地上波全国放送をいちおう指します。
追記1:「つまんないから見ない」んだったら、べつに何もいいません。「皆さんに見ていただける番組づくりに精進します」と、力なくつぶやくばかりです。

追記2:「テレビなんて下らない」派も納得の記事がありました。
小寺信良:正直、テレビはもうダメかもしれん (1/3) - ITmedia +D LifeStyle
若い人のテレビ離れは深刻だ。それはテレビ制作の現場に、若い人材がほとんど入ってこないという現状からも分かる。…そうっすね。
今やテレビは「情報スクリーンセーバー」程度の意味合いであって、テレビ番組を始めほとんどの情報はスルーされているという事実…そうですかね?「ケンミンショー」で紹介してた「きびだんご」、ハマってます。
テレビ番組は、二次利用する価値があるのだろうか。…じゃYouTube無断動画も意味ないっすね。
(略)
放送時間の大半を占める情報・報道番組、バラエティ、ドキュメンタリー、スポーツといったテレビ特有のコンテンツを、どのように売るかだ。
このようなコンテンツは、単体で切り出しての有料配信は難しいだろう。なぜならば、これらはその時々の旬で成り立っており、間を開けてしまったら視聴する理由がなくなるものだからである。
それから、
テレビ番組のエンディングには、必ずスタッフロールが流れ…これは違います。必ず、じゃありません。
⇒この記事をふくむカテゴリー [ テレビ◎ネット ] もどうぞ。
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