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2013年01月06日

蹴散らして前へ!

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : fratdrive日記 ]

  
昨日のNHK「おはよう日本」(2013年1月5日OA)で、今年の大河ドラマ「八重の桜」の脚本を担当する脚本家の山本むつみさんがインタビューで語っていた。
Q.震災への思いをふまえ、山本さんに現代へのメッセージを書いてもらいました。
A.ちょっと乱暴な言葉なんですけども、「蹴散らして前へ!」って書いてあるんですけど、これ、実は第3話のサブタイトルなんですよ。無理だなと思ってる状況の時でも、一回突き破ってやってみれば、まわりの状況が動いて世界は変わるので、世界を変えるのは自分が蹴散らしていく力だから、ちょっとこんな乱暴な言葉で申し訳ないですけど、なんかそういうのでやっていくといいかなあと。
たしかに乱暴な言葉ではあるのだけど、ぼくはこの言葉に強い感銘を受けた。本人の意図とはちょっと違うかもしれないけど、旧世代に対する、新世代のいわば「闘争宣言」として。

いま、テレビ番組だけに限っても、新しい世代の台頭というか、「やってやる、言ってやる、突き破ってやる」という非常に強いエネルギーやメッセージを感じることがままある。
(それをココとかココとかに乱暴に書き記した)

たぶんみんな、311で覚醒したんだと思う。まああんなことが起こって何も変わらないとすれば失格で、当たり前なんだけど、でも最近、その噴き出し方がハンパない気がする。そして、そのマグマ噴出を見るにつけ、日本は大丈夫だ、いや大丈夫どころじゃない、震災なんて軽々と乗り越えてやっていける力を僕らは持っているんだと感じる。

震災とくに原発事故というのは、いわば、旧世代が作り上げた旧日本のシステムを根底からひっくり返さなきゃならない事態に僕らが立ち至っていることを見せつけられたということだと、僕には思える。原発神話など、たんなる作り話だ。どこでもいいから原発近くをドライブするだけで感覚的にわかるはずだ。裸の王様のごとく、存在しないものを存在するかのように思い込まされてきただけだ。この嘘を飲み込まなければ大人になれませんよ、この資源小国はやっていけませんよと、あたかもそんな言説を疑うことなく受け容れなければ人として存在できないかのような暗黙の了解のもとに。でも違った、僕らはやはり、疑うべきは疑い、言うべきは言うという、人として当たり前のことをするべきだったのだ。

旧世代がでっちあげたカラクリだとか枠組みだとか秩序だとか、そんなものはクソ食らえだ。そんなものを僕らに押しつけるなんて筋違いもはなはだしい。
蹴散らして前へ、前へ進んでいこう。僕らにはその力がある。

(山本むつみさんはこの他にも、いろんな、「へー」と思うことを語っていました。こころざしを持った、素晴らしい脚本家さんだと感じました。単に綾瀬はるかが観たいだけでしたが、心を入れ替えてちゃんと観ます、八重の桜。



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