| 取扱説明書 | 管理人 | お便り | Nucleus CMS Japan |

Navigation

[ f ]ふらっとどらいぶログ -> メディアリサーチャー日記 最新タイトル5件

メディアリサーチャーに関する英国政府の解説 - メディアリサーチャー日記
リサーチャーによる地域情報発信講座<1> - メディアリサーチャー日記
リサーチャーから地域情報発信のお願い - メディアリサーチャー日記
ゴミ減量を力石徹なみに励む日本国民。 - メディアリサーチャー日記
中世ヨーロッパのような城塞都市化する日本社会 - メディアリサーチャー日記

[ f ]ふらっとどらいぶログ -> メディアリサーチャー日記 (新着順一覧)

2008年11月20日

メディアリサーチャーに関する英国政府の解説

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]

Careers Adviceという英国政府のサイトに、「Media Researcher(メディアリサーチャー)」の項がある。

わかりやすい説明なので一部を以下に翻訳(意訳)。日本のリサーチャーも、だいたいこんな感じです。
[ 記事全文 ]

2008年11月17日

リサーチャーによる地域情報発信講座<1>

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]

先日、「リサーチャーから地域情報発信のお願い」を書きましたが、今回は、情報取材を主業務とする立場から、より効果の高い情報発信をするためのアドバイスなどを書いてみたいと思います。

言わずもがなの内容もあるかもしれませんが。。。
[ 記事全文 ]

2008年11月10日

リサーチャーから地域情報発信のお願い

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]

朝日新聞の社説から一部抜粋。
 少子高齢化やグローバル化の時代に日本を希望社会に変えるには、地域へ主権を移すしかない。このシリーズはそんな方向で未来像を描いてきた。
 各論の最後に、いかに地域を元気にするかを考えたい。大きな力になるのが、情報化の潮流だ。
 デジカメやビデオで撮った映像をインターネットで送る。そうした情報発信を誰でもやれる時代になった。それを個人の趣味にとどめず、高齢者も若者も子供も、一緒にわいわい楽しく作って発信する。そんな「わいわい共同体」を日本中に広げたい。
 昔の村落共同体と違って、「わいわい共同体」は誰でも参加できる。どこにでも発信し、ネットワークでつながる。そんな開放性を力にしたい。
 うねりはすでに起きている。
 その一つが、各地で活躍する「住民ディレクター」だ。「テレビは見るもんじゃなか。出るもんばい」。発祥の地、熊本県山江村の合言葉通り、住民たちが出演者、制作者となって地域の素顔を映す番組を作り、インターネットやケーブルテレビで流す。そんな試みを始めた地域がざっと20はある。
 みんなで作ると何が生まれるか。まず、地域内の連帯感だ。地域づくりに必要な企画力、取材力、広報力なども鍛えられる。番組の裏側を考えながらテレビを見る習慣も身につく。
 別の地域とつながれば、可能性はもっと広がる。似た悩みを抱えているとわかり、解決策を出し合う。雑草の映像を見て草刈りに行く。若者がいなくて困ると聞いて移住する。そんな農村再生の道も開けていく。
 地域の魅力に、自分たちは気づきにくい。「よそ者」の目によって発見されることが多いのではないか。
 実例をあげよう。北海道テレビは97年、「北海道アワー」という番組を東アジア向けの衛星放送で流し始めた。すると、台湾で人気が爆発した。雪、牧場、温泉、クマの親子……。素朴な映像が、雪や広大な自然にあこがれる南島の人々の心をとらえたのだ。
 北海道テレビの樋泉実常務は「あれで地域文化の発信には外からの視点が不可欠だと確信した」と振り返る。97年に5万人だった台湾から北海道への観光客は今や27万人。韓国や中国など東アジア全体も急増している。
 別の効果にも目を向けたい。
 韓国の徐淵昊(ソヨノ)・高麗大名誉教授は最近、「日本文化芸術の現場」という本を出した。日本各地を歩いて文化の多様さに驚き、韓国も参考にした方がいいと思うようになったからだ。
 例えば宮崎県の旧南郷村には、韓国ですたれた祭りの原形が残っている。岩手県遠野市には、柳田国男の「遠野物語」の世界が生きている。「地域の人が文化を生活の一部として守っていて感心する。その魅力をもっと発信したらいいのに」と話す。
〜朝日新聞2008.03.31(社説)希望社会への提言:23 「わいわい共同体」をつくろう
ぼくはテレビ番組の制作現場で情報取材を担う「リサーチャー」という仕事をしています。かつてリサーチといえば図書館通いが定番(の1つ)でしたが、いまは圧倒的にネットリサーチです。インターネットを使った「ネタ拾い」の比率は年々高まっています。

ネットで情報が拾えない場合には、新聞・雑誌のデータベースを検索したり、あちこちの図書館や本屋に足を運んだり、あるいは電話取材や現場取材といった手段になるわけですが(詳しくはコチラ)、効率性を考えると、どうしてもネット頼みになります。極端なことをいえば、「インターネットに載ってない」がすなわち「世の中に存在しない」ぐらいな勢いになってしまっています。

すでにマスメディアの最大のネタ元はインターネットです。個人のサイトだろうが、掲示板だろうが、なんでも参考にします(もちろん、なんでも信用するわけではありませんが)。

だから、町おこし、村おこし、地域おこしをするには、まずネットに情報を公開すること。それが第一歩だと思います。まだまだ地域情報は少ないのが実情です。今年、某映像制作の仕事で、日本各地の自然景観等のロケ地探しをしていましたが、せっかくの良い地域資産があっても、ロケハンに足を運ぶに至るまでの情報が得られなければ撮影候補に挙げられず、もったいないと感じています。文章でも写真でも動画でも何でもいいので、情報をどんどん発信していくことが、外からの目を向けることにつながり、自分の住んでいる地域の良さを再確認することにつながるのではと思います。

※発信情報はオフィシャルなものでなくてもいいのです。ボランティアの有志の方々で、地域の情報を発信する取り組みをしてもいいと思います。地元の方々が知っている情報は、地元では誰もが知っている当たり前のことかもしれませんが、よそ者にとってはとても貴重です。
[ 記事全文 ]

ゴミ減量を力石徹なみに励む日本国民。

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]

 横浜市は2年前、ゴミを10種類に分けて出してもらう制度を始めた。頼ったのが3千の町内会や自治会だ。おかげで住民の分別運動が順調に進み、リサイクルが増えてゴミの量は3割も減った。二つの焼却工場を建て替えずに済み、総額1100億円も浮いた。財政難の市には貴重な新財源となった。
 環境省によると日本は「世界一のゴミ分別大国」だそうだ。いまや6割近い市町村で、11種類以上の複雑な分別を住民がこなしている。これがゴミ減らしの意識も高め、1人あたりのゴミ排出は1日1・1キロと先進国で最も少ない。
 こうした成果をあらゆる場面で出せれば、私たちの生活はもっと豊かになる。
〜朝日新聞2007.11.19 (社説)希望社会への提言:4 ご近所パワーが地域を変える
環境省はレジ袋削減運動の旗振り役なのだけど、環境省リサイクル推進室は、
「97年に容器包装リサイクル法を施行し、ペットボトルなどのリサイクルに力を費やしたが、1人当たりの家庭ゴミ排出量はほとんど変わらずゴミの減量効果はなかった。そこで、ゴミ自体を出さないリデュース(発生抑制)への転換の象徴的な存在としてレジ袋に着目した。ライフスタイル転換のきっかけにしようという意味合いが強い」と説明する。
〜「特集ワイド:そのエコ、本物?! 「数値で効果」検証を」2008.07.17 毎日新聞東京夕刊
ということなのだ(→詳細はコチラ)。

…つまり、僕らは力石徹なみの減量に励んでいるということか。。。なんだか「欲しがりません勝つまでは」を連想してしまったな。「ぜいたくは敵だ!」ってのもあったな。たしか当時作られた「贅沢品リスト」を調べた記憶が。。。=:[
[ 記事全文 ]

2008年10月25日

中世ヨーロッパのような城塞都市化する日本社会

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]


Carcassonne - Exterior
Originally uploaded by
Luke Robinson
…という話をいずれちゃんと書きたいと思ってます。

ぼくら、不快や異物を排除した空間に心地よさを感じてますよね。イオンとかmixiが盛況なのはそういうことなんじゃないでしょうか。私立中学への受験熱ってのも。

選民意識につながっていかないかと心配です。パブリックが痩せていく危機感を感じています。

…コンパクトシティってのはもしかしてとどのつまりはこういうことになってしまうのかなあ。それはやだな。

(このネタ、新書ぐらいは書けそうだな。いずれ企画持ち込んでみようかな?)
[ 記事全文 ]

2008年10月24日

オフィスでは見えないこと

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]

いま、とあるショッピングセンターのフードコードにいます。

取材や打ち合わせのアポがない日は、午前中は自宅で集中して仕事をし、昼からはできるだけ外出するようにしています。一日中家にこもっているのは色々とよろしくないので。喫茶店とかで仕事を続けます。「モバイルデスクワーク」と呼んでいますが、こういう動きはフリーライターの方に似ていますね。今では大容量バッテリーを装着したThinkPad X61とイー・モバイルで、モバイルでもさくさく仕事が進みます。快適です。

さて。平日昼間、郊外のショッピングセンターには、バブちゃんを連れた若いママさんとならんで、目立つ客層があります。お年寄りです。

彼らはマック(マクドナルド)にもいっぱいいます。要するに、長居してもお金があまりかからないところです。何をするわけでもなく、ただぼんやりと座っているだけのお年寄りたち。

「ネットカフェ難民」という言葉がありました。これは、去年1月28日に日テレがOAしたドキュメンタリー番組(NNNドキュメント'07『ネットカフェ難民〜漂流する貧困者たち』)から生まれた造語です。番組ディレクターの水島宏明氏が書いた『日テレノンフィクション ネットカフェ難民と貧困ニッポン』という本もあります。ぼくはこの「ネットカフェ難民」という言葉があまり好きでないし、ネットカフェ難民と貧困を結びつける言説にはある種の嘘があると思っています。ちなみに日テレはその後も継続的にネットカフェ難民問題を追い、今年5月25日には「ネットカフェ難民3 居場所はどこに?」をOAしましたが、「ネットカフェ難民」とうたいながら、内容はたんなる貧困問題でネットカフェ関係なかったですよね?

というわけで、ぼくは石原都知事の問題発言に一部賛同する気持ちを持っています。ただし、ぼくが問題にしたいのはネットカフェ難民などというキャッチーなフレーズを生み出し本まで出して人の不幸をネタに稼いでいる人。ネットカフェ暮らしをする人自体は、刹那的な暮らしを支える安価で便利な都市のインフラがある限り、なくならないと思います。

話がずれました。ネットカフェに難民がいるというのなら、ここショッピングセンターにも難民がいる。ずっと膨大なボリュームで、行き場もなく漂流する人たちがいる。うつろに佇む人たちがいる。
日本全国、難民であふれている。
(もちろん、帰る家がないという意味ではないし、比喩にしても拡大解釈すぎるかもしれないけど、たしか水島宏明氏は著書の中で、ネットカフェで寝泊りする人のうつろな目が難民キャンプで見た目と同じだったからという理由で「ネットカフェ難民」という言葉を思いついた、てな意味のことを書いていたし方向としては一緒)

…ということは、オフィスにこもっていたんじゃ見えない。

※写真はポルトガルのショッピングセンター。本文とは関係ありません。

PS.イナカでスーツ着てる人は、なんだか怪しく見えます。


[ 記事全文 ]

2008年10月23日

「イイコト」ニュース番組が作りたい!

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]

「いいニュース」ばかりの、しかもきっちり取材した質の高い調査報道的番組が実現できたら楽しいかもと思った。シリコンバレー在住のコンサルタント渡辺千賀さんのブログでこんな面白い提案を読んで。ちょっと長めに抜粋。
日本で、会う人会う人に「景気のいい話しはないですか」と聞いたんですが、全然ない。「緩やかな終わりの始まり」みたいな感じの意見がほとんどで、理由を聞くと「ビジネスもいい話しはないし、政治もダメダメだし、その上、人心まで荒んできたし」とか。「テレビや新聞のニュースを見ても暗い話ししかない」、と。
そこで提案。それは「日本イイコト新聞」です。
その名の通り「イイコト」しか書いてない新聞。それも、「近所の親切おじさん」みたいな話しではなく今新聞に書いてあるような領域全般で「イイコト」を集めるのだ。
もちろん、「近所の親切おじさん」の話しがあっても何の問題もないのだが、それだけだと現実逃避感が強すぎかと。そうではなく、政治家がした素晴らしい主張、施策、役所がもうけたステキな行政制度、好況の会社、良さげな新製品、世間で受けているサービスなどなど、ありとあらゆる「素晴らしい話し」をしっかり取材して書くのです。不況の中でも伸びている事業、新規雇用している会社、などなど。
ちなみに、アメリカの新聞はWall Street Journal等の一部を除けばみなローカル紙で、基本的にはこういう「イイコト」が主流でございます。他の地域で起こった事件はほとんど報道されず。
まぁよっぽど特別なことがあれば全国カバーになりますが。もっというと、同じ地域内だったら日本並みに悲惨な事件/事故が報道されるかと言うと、実はこちらも少なめの模様。
というわけで、ニュースも集め方一つで「イイコト」にフォーカスすることができるはず。そしてその「イイコト」を読みたい人がいるはず。
そもそも購読費をもらって新聞を売るというビジネスモデル自体の将来性が疑われる昨今、寄付金でまかなう新聞事業というモデルも一部では真剣に考えられている訳ですが、「イイコト新聞」だったら寄付をしてもいい、と思ってくれる人や会社も多いんじゃないでしょうか。
どうですか?
日本イイコト新聞のススメ - On Off and Beyond
いいですね:)

アメリカの新聞が「イイコト」主流というのは知りませんでした。なんでだろう。ローカル紙だから?

ローカル紙だと取材する側/される側の距離が近く、かつ、固定的な関係になるから(=お馴染みさん)、批判的な記事が書きにくくなる、という消極的な理由からだろうか。ジャーナリズムは是々非々が前提だから、もしそうだとすれば、規模は小さくともいわゆる「大本営発表」的記事しか書けないということで問題:x:

が、アメリカの事情はそうではなくて、たぶん、いいニュースを欲しがる読者ニーズに素直に応えた結果ではないかと思う。

…ということは裏返せば日本は悪いニュース(=他人の不幸?)を欲しがる読者ニーズが高いということにもなるが:ase:

また、「巨悪を暴いてこそジャーナリスト」という記者の矜持もあるとは思うが、むしろ現場的には「特落ち」を恐れる横並び的な発想から逃れられないという事情もあるのではないかと推察され。

しかしテレビでは「人生が変わる1分間の深イイ話」とか「エチカの鏡」とか、ヒューマンドキュメントに限られるものの「イイコト」ばかりを伝える番組も最近いくつか始まっているから、ニーズはあると思う。

(そういや「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」とかもイイコト基本だは。あれはたしか所ジョージのこの種のこだわりだと聞いたことがあるが?)

ぼくもこのブログサイトでは、全国紙地方版や地方紙などで見つけたイイコトはできるだけ伝えるようにしている。その一方、凶悪事件の類はできるだけ触れないようにしている。模倣犯を誘発するのはイヤだから。マスメディアの社会部は事件を再生産して自己保身をはかっている存在という見方をすることもでき、いずれ「社会部リストラ論」というのを書こうかと思っている(←あーあ書いちゃった):[]

どうせ社会に影響力を持つのであれば、ネガティブな影響力よりもポジティブな影響力のほうがずっといい。

で、渡辺さんは「日本イイコト新聞」と提案しているのだけど、これはむしろ情緒的な訴求力の高いテレビのほうが向いていると思われ、また、なかでも皆様の受信料に支えられている公共放送が積極的に取り組むべきではないかと。

ですよね?

ぼくもテレビ人のはしくれ、できれば社会に「イイコト」をすることに今後は力を尽くしていきたいと思っている所存であります:mrgreen:
(↑大袈裟)

ただ、実現には課題もある。最大の課題は、「イイコト」ずくめでしかも魅力的なニュースコンテンツを作るのは大変難しく、かなりの取材力、構成・演出力が求められるのではないかということ。

これまでも、「イイコト」ニュースをメインにと試みた報道系の番組が、ないことはなかった(ぼくもかかわったことがある)。が、なかなか難しいですねというのが正直なところ。

ネットでは「日本一明るい経済新聞」「いい話,com」「日時計ニュース.com」など、「イイコト」ずくめのコンテンツはあることはある。が、内容はイマイチである。(注・最後のは生長の家がやっているがぼくはまったく無関係)

また、「プロジェクトX」とか「プロフェッショナル 仕事の流儀」などのポジティブ系番組の場合、下手すると盲目的で安直な「ちょうちん」番組に成り下がりかねない危険をはらんでいる。褒め倒しておしまい、という一方的なワンサイドゲームに終始してしまうと、喜ぶ人はいるだろうし株価も上昇するかもしれないが、「なんだかなー」的なシラケ気分の前に盛り上がるお祭り行列、という構図に陥りかねないのが難しい。たぶん、「イイコト」を伝えるにあたっても、批判的な視点やバランス感覚といった、報道に必須の要素は欠かせないのだろう。「是々非々」から外れてはいけないのだ。

…と、いろいろ書きましたが、微力ながらも、ちょっと実現の可能性を探ってみようかしらん:heart:

賛同者募集中であります:-o

2008年10月17日

絶望テレビと「風のガーデン」

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]

いまOA中のドラマ「風のガーデン」、以前の記者会見を伝えるニュースを抜粋。
 人気ドラマシリーズ「北の国から」などで知られる脚本家の倉本聰氏(73)が「テレビへの絶望がある」としてドラマ脚本の執筆をやめる可能性を明かした。脚本を担当するフジテレビの10月スタートの連続ドラマ「風のガーデン」(木曜後10・00)で、舞台となる北海道・富良野で会見。「これが最後という気持ち。テレビ局が視聴率だけを考え、現場が悪くなった」と憂えた。
 倉本氏は「これが最後だなという気がした。連続ドラマはしんどいし、作っているスタッフもどんどん世代が違ってきているし…」「体力的なこともあるが、テレビへの絶望というのもはっきり言ってある」と話した。
 「今回のスタッフは一生懸命取り組んでくれている」と強調した上で「かつては知恵を使って作っていたが、今は知識でものを作るようになった」と指摘。「(一緒にやってきたスタッフが)役付きになり、現場から離れ、技術や知恵が伝承されず、役者を含めて現場がものすごく悪くなった」と苦言を呈した。
 さらに「質は考えず、視聴率だけで評価するようになってしまった。脚本家、演出家、役者を悪くしていったのはテレビ局に責任があると思う」と怒りをあらわにした。
〜倉本聰氏「これが最後」テレビ局に絶望(2008年08月06日スポニチ Sponichi Annex
倉本氏に同感です。ぼくもテレビへの絶望があります:x:。小手先のテクでさくさくっと仕上げて、「テレビなんてこんなもの」となにやら見切った風情でポーズをとるのは、一見かっこいいかもしれませんが、逃げてるか開き直ってるだけではないでしょうか(いや、誰ってことじゃなく一般論で:ase:)。効率化の名のもとに、なかなかそうできない現状も確かにありますが、泥臭い格闘も必要だと思います。でも…テレビ局が視聴率だけを考えているのは、昔からではないでしょうか。テレビに絶望したのはきっと、歳をとったからです。ぼくも歳をとりました。。。

それにしても…脚本の素晴らしいドラマは素晴らしい:star1.0:

2008年07月09日

「ストップ地球温暖化」は持てる者の自己保身か?

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]


Global Warming
Originally uploaded by Carlos Porto
ヒートアイランドをテーマとした特集番組にかかわったことがあります。かなり以前のことで(7年前)、ディテールの記憶はおぼろげですが、印象に残っていることがあります。

ヒートアイランド現象のメカニズムや対策などについて、さまざまな研究機関などがレポートを発表しています。その原因については、アスファルトやコンクリートだったり、さまざまな人工排熱だったり、緑が少ないことだったり、はたまた風の道が遮られることだったり…と、(改めてきちんと確認はしていませんが)いろいろ言われているようですが、たぶん、そのメカニズムはいまだ未解析の部分が大きいのではと思います。

で。各研究機関のレポートを読んだりしますと、どうも我田引水ライクというか、おのおのの組織の存在意義をアピールして予算を獲得するのが主目的ではないかと、うがった見方かもしれませんが、そんな疑念を抱いたことは覚えています。

つまりはヒートアイランドをダシに自己保身に懸命、ってことですね。まあ、自己保身が目的であっても、結果的に研究が進めばいいって気もしないでもないですが。

最近の地球温暖化防止なりCO2削減なりエコなりにしても、どうせみんな自己保身第一なんじゃないのかとか、ひねくれた考えを抱いてしまったりもします。

と。よく考えてみたら地球温暖化って、いまより暑くもならず寒くもならず、あくまで現状キープを理想とした考え方なので、それって保守的現状維持思考ですよね。現状の「持てる者」がそれを失いたくないがためにストップ地球温暖化を叫ぶ。基本構造はそういうことなのではないかと思ってみたりして。

暴論かもしれませんが、ぼくは北海道が沖縄のような「常夏の大地」になればいいと思っています。あのワイドな大地は「原動機フリーク」にとって魅力的な移住先なのですが、雪に閉ざされた長い冬がイヤなのです。北海道がもし常夏の大地にでもなれば、二毛作・三毛作も可能になるかもしれず、国内食糧生産の一大拠点となるでしょう。熱帯化した東京を捨てて、北海道に首都移転してもいい。流氷は来なくなるでしょうが、豊かになった北海道は日本の中心地となるかもしれません。

温暖化って、デメリットだけなんでしょうか?

2008年06月26日

そこにさりげなく隠されたウソ

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : メディアリサーチャー日記 ]

マスメディアで情報取材にたずさわる身として、ネットでの情報集めはいつものこと。
紙媒体とくに雑誌が情報ソースとしてどんどん頼りなくなり、ネット頼みの傾向は以前よりも強くなっている。取材先によっては自サイトでかなり情報公開をしていることも多いから、あらかじめネットで下調べをする時間も長くなり、リサーチャーのネット依存傾向は強まるばかり。

ところでネット上に書かれた情報には取扱注意なものが多い。とくに情報発信者が特定できない匿名で書かれたものは、貴重なインサイダー情報が得られる場合も中にはあるだろうが、事実とは異なるものも、かなりあるはず。
そうしたノイズを除去して放送に耐えうるファクトを見つけだすのは、もしかしたら膨大な手間がかかるわりに実りが少なく報われない作業かもしれないとも思ったりする。

事実ではない情報には、発信者の勘違いや知識不足などの意図せざるものと、意図したものとがある。
やっかいなのは後者、何らかの意図を持って事実とは異なる情報を流しているケース(表現が情緒的にオーバーだったり、1つの要素をことさらに強調していたりする場合も含む)。
[ 記事全文 ]
Prev [P.1/2] Next