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2013年01月26日

「空気を読んで笑うな!」(悪夢ちゃん)

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : fratdrive日記 ]

日本テレビで2012年に放送されたドラマ「悪夢ちゃん」。
10月27日放送の第3話エンディングで、北川景子演じる小学校教師がクラスの子どもたちに話しかけるシーン。このドラマを見たことない人にはわからないセリフもあるが説明省略。
「先生はここにいます。先生は、サイコパスです。本当は異常かもしれない。そう思って生きています。
あのブログに書いてあることは全部、本当です。
先生は、笑いたくもないし、泣きたくもない。
みんなに嫌われないようにしているけど、好かれたくもない。
殺したいけど、殺さない。
さて、どっちの先生が本当で、どっちが嘘でしょう。」
手にハンドクリームを塗って、話し続ける。
「先生は消えましたか?
自分を消すことなんてできない。
本当の自分なんてものはいない。
人間は、どこへ逃げようと、自分から逃げることはできないのよ!
嘘と本当が、クリームのように溶け合って生きているのが人間だからです!
先生は異常かもしれませんが、これからも、それを抑えて生きていくことはできるでしょう。
赤根君、したがって、透明人間はいません。
はしゃいでいないで、座りなさい。」
すると子どものひとりが、
「祐輔、お前、はしゃぎすぎだよ、何がさ、透明人間はここにいるよだよ、そこまですんなよ」
と言い、クラスメートが口々に「そうだよ、そうだよ」「やりすぎだよ」「早く降りなよ」などと言い、言われた赤根祐輔君(騒動の犯人。自ら名乗り出て教室の窓から飛び降りようとした)はへらへらしながら「そうだなそうだな」と頭をかいて降りてくる。そこに先生は机を叩いて激しく一喝。
「空気を読んで笑うな!」
続けて、
「先生もこれからは、なるべく、もう、無理に笑わないようにします」
そして無表情に変わり、
「それでは、授業を始めます」
この脚本と演出は、日本のテレビ史上語り継がれるべき名作だと思う。こんなこと書かなくったってドラマは成立するのに、あえてこんなセリフをぶつけてきた。
演出もそれに応えた。

つまりは「ちゃんと立て!」と言っている。
「リアルを受け止め、自分の意思を持って立て!」と。
「自分探し」を否定している。

問題を抱えた集団がある。このドラマの場合は、小学校のこのクラス。
解決すべきコトを眼前に提示されても、集団の「和」を壊すことを恐れて解決から逃避する。
へらへら笑ってその場を取り繕い、ごまかそうとする。
何も変わらない。課題は常に先送りされる。
それが空気を読むということだ。
おかしくもないのに、集団でへらへらと笑うことだ。
それはまったく、僕ら、日本の大人社会でごく日常的に行われていることではないか。
問題があっても向き合わない。
誰も責任をとろうとしない。
「空気」のせいにして、まるで自分たちは悪くないとしらばっくれる無責任さ。
それを象徴的に浮かび上がらせたシーンだった。
ぼくは北川景子主演だからとそれまでエヘラエヘラと酒飲んで楽しく観てたが、このシーンで度肝を抜かれた。びっくりした。

脚本は大森寿美男、この回の演出は猪股隆一。

その才能と心意気に、敬意を表したい。
現代日本に生きる若い表現者たちは、ジャンルはさまざまだが、時にこんなことを見せつける。震災後の日本に生きる、と言ったほうがいいだろうか。

2013年01月14日

スーパーな庶民に凡庸なエリートがぶら下がる奇妙な国ニッポン

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : fratdrive日記 ]


けさ(2013年1月14日)の朝日新聞11面、アメリカ総局長立野純二氏の「日本のブランド力 「生活文化大国」の道がある」がナイスだったので紹介。
国際コンサル会社「フューチャーブランド」が昨年11月に発表した最新ランキングによると、日本は、スイス、カナダに次ぐ第3位。ブランド王国フランス(13位)や英国(11位)、米国(8位)よりも上は本当か?同社の北米統括ダニエル・ロゼントレイターさんは「驚くには値しない。日本は安定した常連国だ」とこともなげに言う。
国家ブランドはほかに「GfKローパー広報&メディア社」も毎年発表しており、そちらも昨年日本は6位。どちらも世界の人々に国の分野ごとのイメージを聞き取りした調査という。日本は政治の自由度や外国人に厳しい雇用などが弱点だが、テクノロジーと観光、伝統文化で最高得点を稼ぎ、総合上位につけた。
 産業技術が世界一とは買いかぶりでは?特許の世界動向の専門家パトリック・トマスさんによると、確かに特許数は中国が今や世界一だが、技術の価値を考慮した指標では「米国と日本が今も世界で抜きんでた巨人だ」という。
…(略)…
GfKの上級副社長シャオヤン・チャオさんは、日本は「生活様式」大国をめざせるのに、とかねて考えていたそうだ。省エネで環境を守り、先端技術で生活水準を保ち、世界がうらやむ和食を食べ、米英の競争型とは違う助け合いの長寿社会を営む。北欧とアジアのいいとこ取りの社会文化を伸ばし、そして世界に提言できる潜在力がある。
以前、「美術と工芸と技術の国ニッポン」と書いたことがあるんだけど、テクノロジーを技術、観光を美術(+自然か?)、伝統文化を工芸と読み替えれば、ほぼその通りと言える。

で、日本文化の特異な点は、これらの多くを、「非エリート」つまりそのへんのおっちゃんおばちゃん、兄ちゃん姉ちゃんが支えているということだ。アメリカ文化はアップルもマクドナルドもディズニーもハリウッドも、トップにいる一部の超エリート達がぐいぐい引っぱっている(たぶん)のに対し、日本文化は街に個人経営(に見せかけてる風も多いけど)のラーメン屋がいっぱいあって頑固な店主が各自こだわりの味を披露している如く、マンガやアニメの如く、大勢のオタッキーな技術者がわらわらと様々な技術開発を進め(大企業内外)、どこに行っても細やかな心遣いの接客を受けるわ、京都は大昔からの超絶テク職人たちの一大ショーケース状態だわ、伝統工芸品から回転寿司から和食から盆栽からフィギュアから陶芸から世界をうならせるハイクオリティをそのへんの何気な人たちが何気にやってるわ、つまりは「非エリートハンパねえ国」なのにもかかわらず一部の親は子が非エリートの道に進むのを嫌い高学歴こそが人生を保証するのよ的受験戦争に突入するわけですが、しかしどうも日本のエリートは世界水準からすると見劣りがする。たぶんあんまり向いてないんでしょうね気性的に。で、エリート社会では自分たちを「世界水準から劣る俺たち」と正しく認識しているために自己評価が低く発信も不熱心という状況になるのでしょう。

これからは自己認識を「凡庸なエリートにぶら下がられているスーパー庶民が支える国ニッポン」と改め、エリートはどうせ給料に見合った成果ろくに出してないんだからその金を非エリートの現場職やら非正規雇用者やら田舎やらに再配分してはどうでしょうか。きっといい国になります。

2013年01月06日

蹴散らして前へ!

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : fratdrive日記 ]

  
昨日のNHK「おはよう日本」(2013年1月5日OA)で、今年の大河ドラマ「八重の桜」の脚本を担当する脚本家の山本むつみさんがインタビューで語っていた。
Q.震災への思いをふまえ、山本さんに現代へのメッセージを書いてもらいました。
A.ちょっと乱暴な言葉なんですけども、「蹴散らして前へ!」って書いてあるんですけど、これ、実は第3話のサブタイトルなんですよ。無理だなと思ってる状況の時でも、一回突き破ってやってみれば、まわりの状況が動いて世界は変わるので、世界を変えるのは自分が蹴散らしていく力だから、ちょっとこんな乱暴な言葉で申し訳ないですけど、なんかそういうのでやっていくといいかなあと。
たしかに乱暴な言葉ではあるのだけど、ぼくはこの言葉に強い感銘を受けた。本人の意図とはちょっと違うかもしれないけど、旧世代に対する、新世代のいわば「闘争宣言」として。

いま、テレビ番組だけに限っても、新しい世代の台頭というか、「やってやる、言ってやる、突き破ってやる」という非常に強いエネルギーやメッセージを感じることがままある。
(それをココとかココとかに乱暴に書き記した)

たぶんみんな、311で覚醒したんだと思う。まああんなことが起こって何も変わらないとすれば失格で、当たり前なんだけど、でも最近、その噴き出し方がハンパない気がする。そして、そのマグマ噴出を見るにつけ、日本は大丈夫だ、いや大丈夫どころじゃない、震災なんて軽々と乗り越えてやっていける力を僕らは持っているんだと感じる。

震災とくに原発事故というのは、いわば、旧世代が作り上げた旧日本のシステムを根底からひっくり返さなきゃならない事態に僕らが立ち至っていることを見せつけられたということだと、僕には思える。原発神話など、たんなる作り話だ。どこでもいいから原発近くをドライブするだけで感覚的にわかるはずだ。裸の王様のごとく、存在しないものを存在するかのように思い込まされてきただけだ。この嘘を飲み込まなければ大人になれませんよ、この資源小国はやっていけませんよと、あたかもそんな言説を疑うことなく受け容れなければ人として存在できないかのような暗黙の了解のもとに。でも違った、僕らはやはり、疑うべきは疑い、言うべきは言うという、人として当たり前のことをするべきだったのだ。

旧世代がでっちあげたカラクリだとか枠組みだとか秩序だとか、そんなものはクソ食らえだ。そんなものを僕らに押しつけるなんて筋違いもはなはだしい。
蹴散らして前へ、前へ進んでいこう。僕らにはその力がある。

(山本むつみさんはこの他にも、いろんな、「へー」と思うことを語っていました。こころざしを持った、素晴らしい脚本家さんだと感じました。単に綾瀬はるかが観たいだけでしたが、心を入れ替えてちゃんと観ます、八重の桜。

2012年04月21日

昼寝するメダカ

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : fratdrive日記 ]


昼寝するメダカ
Originally uploaded by frunderbird
うちの庭には小さな池が作ってあります。土を掘り、陶芸用の粘土を敷きつめた池で、去年の秋からここに黒メダカ5匹を飼っています。寒かった冬も5匹ぜんぶが元気に越して、今では毎日すくすく、エサをぱくぱく食べて元気に泳いで遊んでます。

これは4月10日の昼頃に撮った写真。まだ保温用の不織布とかを池にかぶせていた時です。水温は15度。エサを与えていたんですが、3匹しか集まってこない。おかしいなと思ったら、池の端の浅瀬で2匹がこのようにじっとしています。一瞬死んでるのかと思いましたが、よーく観察すると、口がちょっとぱくぱくしたり、尾びれが軽く動いたりしてます。やがて、集まってきた仲間に起こされて動き出しました。そしたらあっという間にいつもの動きに戻って、エサをぱくぱく、元気にすいすい。

…メダカの生態についてよく知らないんですが、たぶんこれって、寝てますよね?

その後も、このようなシーンを何度か目撃。とりわけここの浅瀬部分はお気に入りのようで。

2012年02月19日

真面目に働くのは正しいことか?

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : fratdrive日記 ]

マジメに働くって、あるいはサボるって、どういうことなんだろう。
ただ言われたことを言われた通りにやるとか、朝から晩まで休みなしにぶっ通しで働くとか、そういうことがいわゆる「真面目に働く」ってことなんだろうか。

仮にそうだとしたら、真面目に働くことは正しいことだろうか。
正しいことじゃないんじゃないか。

たとえば社会をより良い方向にしていくとか、やりたいことがあるとか、そういう基本的な、向かう方向の正義性がなしに、ただ言われたことを言われた通りに働くのは、正しいことじゃないでしょう。
業務を指令する上司だとか会社組織だとかが仮に腐ってて、悪の組織だったりして(←あんまりそういうことはないけど)、あるいはバカの組織だったりして(←かなりありうる)、社会とそこに暮らす僕らをとんでもない方向に向かわせているとしたら、全然正しくないでしょう。

もしからしたらですよ。
「いっぱい働かないと食えない」というのは、向かってる方向が間違ってるからじゃないですか。
正しい方向に向かっていれば、同じだけの苦労量で、もっと豊かな「アガリ」が得られて、働いてる僕もハッピーだし社会もハッピー、ってことにならないですかね。
だから、正しい方向に向かって働けば、朝から晩まで休みなしにぶっ通しで働くとか、そういうことにもならないんじゃないでしょうか。
違うかな。

なにか「先人の名言名句」のたぐいでそんな言葉があったような気がしたけど思い出せないので、かわりに吉田松陰のこの言葉を記しときます。
夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。
ひとりができることなんてたかが知れてるけど、その小さな枠のなかで、できるだけのことをするには、ただ何の考えもなしに誰かの言うなりになって馬車馬かブロイラーのようにこき使われて神経をすり減らしててはいけないと思うんです。
振り返っても何も残らない人生なんて、くそったれですよね。

けさのNHK「小さな旅」は伊香保温泉が舞台。それを見ながら人生について考えてみました。
[ 記事全文 ]

2012年02月12日

あくまで技術立国で生き残れ日本。

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : fratdrive日記 ]

アメリカのコメディアクションドラマ「チャック(CHUCK)」にハマっています。シーズン3第6話で、ドバイで武器展示会(?)のシーンが出てくるのですが、ここに「日本製レーザーペン」というのが登場します。ペンの形をした小型のレーザーで、主人公はこれで手錠を焼き切って危機を脱出します。ここで「日本製」とは、最先端ハイテク、正確精密の代名詞として使われています。
(あと、「箸で寿司を食べるのはハイソなんだそうで」)

いま、日本の「ものづくり」に批判が集まっています。たとえばこんな。
いつもの袋小路 宋文洲のメルマガの読者広場
宋文洲さんのメルマガは愛読しているのですが、この意見に関してはちょっとどうかなと思ってます。

「コモディティ化」ってよくいわれるんですけど、それってただの流行なんじゃないかなあ。流行に乗って、日本の強みを捨ててしまったら、それこそドツボじゃないかと。

たぶん世界中で「メイド・イン・ジャパン」はよく知られています。チャックに出てくるレーザーペンのように、ハイテクといえば日本製、最先端といえば日本製、故障がなく精密無比で信頼できる工業製品といえば日本製、そうしたイメージを、世界中の多くの人が持っているのではないでしょうか。
(ドイツと日本、かな。かつて同盟を結び世界から孤立した二国ですねえ…)

日本といえば1941年12月の太平洋戦争開戦当時はろくな国と思われてませんでした。日本軍が優秀な戦闘機・優秀なパイロットで敵を次々撃破するのを見た相手国は、ドイツ人パイロットが操縦してるんじゃないかと思ったのです。「あの」日本がまさかこんな優れた戦闘機を作り優れた操縦をするとは、思っていなかったのです(一方の日本側も、自分たちがこれほどだとは思っていなかったようで、予想以上の戦果に大喜びしてしまったのですが)。

あれから70年。都市爆撃で荒廃した国土を再建させたばかりか、世界に冠たる技術立国としてその名をゆるぎないものにしています。
それを捨てるなんて、もったいない。ありえない。

というわけで、日本の生きる道は、技術立国としての日本のアイデンティティをさらに強化する、これに尽きると思います。
とにかく最先端を究めつづける。世界の中で日本のポジションを確固としたものとする。

「この世界には日本が必要だ」
…世界の人たちにそう思ってもらえれば、世界から孤立したかつての忌まわしい歴史を繰り返さずとも済みます。世界にシェアされる日本になれば、自国の軍隊も他国の力による保護も要らない。
世界に貢献し、世界に必要とされる日本をめざしましょう。
そのために、技術。

(明治維新以来の日本は、いかにして列強各国に伍して生き残っていくかが最大命題でした。日本という国を存続させること自体が大変だったのです。かつてはそれを、力で達成しようとしました。「技術力」というポテンシャルが開花したのは戦後です。自分たちの技術を磨くことで国が存続するのであれば、そんなに幸せなことはないと僕は思います)

※日本にはリーダーシップが足りませんが、ぼくはそれでいいと思います。かりに日本が某国のようなしたたかさ、某国のような強力な指導力、そんなものを身につけてしまったら、かえって世界から嫌われるんじゃないかと。

(この記事は殴り書きです。いろいろ検証を省いてます)

2012年01月11日

「ソニー復活」が意味すること

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : news ]


asahi20120109
Originally uploaded by frunderbird
iCloudとクラウドメディアの夜明け』(本田雅一著、ソフトバンク新書、2011年8月刊)を読み、「ソニー社長に平井副社長昇格へ」という1月7日の記事を読んだうえでこの記事を読むと、今後のクラウド時代、いったんはアップルに敗れたソニーの「復活」が近いうちに始まるのではと思えてきます。朝日新聞2012年1月9日朝刊7面「米音楽産業 激変の波(ワールドけいざい)」。

ただしそれは、あの輝かしい「メイド・イン・ジャパン」が復活するということではありません。

日本の町工場から始まったソニーは、製造業からも日本からも脱却して生き残っていくのでしょう。それが「世界のソニー」の生きる道であり、同時に、これからの日本の生きる道でもあるのではないかと思います。

今後、「日本」が復活する日はおそらく来ない。日本というローカル単位で復活しないからです。
「日本の製造業」が復活する日もやはり来ない。業種のボーダレス化も同時に進んでいくからです。
[ 記事全文 ]

2011年11月26日

「朝のカンタンとろろ汁」のススメ

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : fratdrive日記 ]

先日、『甘い物は脳に悪い―すぐに成果が出る食の新常識』という、ちょっと「釣り」系なタイトルに釣られてちょい立ち読みして、朝食の大切さを再認識。

で、「朝のカンタンとろろ汁」とゆーのをやってみたら、これがけっこうナイス。けっこうスグに作れるので忙しい朝にもいいし、お腹いっぱい食べられるし(朝からおかわりもいい感じ)、お米いっぱい+長芋って、朝の栄養摂取的にもいいと思うだよね(知らないけど)。腹もちもいいし。

ってわけで、作り方。

まず用意するもの。
・長芋。スーパーで150円前後の、カットしたやつ。
・めんつゆ。ぼくはヤマキの安いのを買った。店頭価格178円。

1.長芋はコンロの火で表皮のヒゲを焼き取ってから、水で流しながらタワシでゴシゴシこする。表皮を包丁で削り取るなどというもったいないことはしません。
2.すりばちに長芋をすりおろす。大根おろしを作るような、普通のおろし器でいいと思います。ぼくはとろろ汁の名店丁子屋で買った陶器製のを使ってます。
3.すりおろしたとろろを、すりばち+すりこぎでさらにすります。適当でいいです。
4.めんつゆをお湯でちょっと薄めて(べつに水でもいいのかな?)、とろろに混ぜます。どれだけ薄めるか、どれだけ混ぜるかで味が変わってきます。味見をしながらちょっとづつ、がいいかも。

以上で出来上がりです。あつあつのごはんにかけて食べましょう。
ふだん作ってるのよりもちょっと甘いんだけど、まあいいや簡単にできるし。

アレンジとしては、うずらの卵を混ぜるとか、ネギとかの薬味系をトッピングするとかもありでしょう。あと、めんつゆのかわりに濃いめの味噌汁を使うのも、もしかしたらいいかもしれない。醤油と味噌とでは風合いが違うので、それは各自のお好みで。

ちゃんと作りたい向きの方は、ぜひ↓の僕のサイトを参照してください。

■関連リンク:うまいとろろ汁の作り方

2011年11月06日

ブレない「ビジョン」が求められる時代

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : news ]

朝日新聞の日曜版、GLOBEの2011年11月6日号に、「商品選び、消費者に新たな視点 企業に求められる振る舞いは」という、ブランド・アセット・コンサルティング社長ジョン・ガーズマ氏への取材記事がある[ link(411.6KB)(紙記事スキャン→PDF) ]。
これによれば、
価格やブランドといった従来の判断基準ではなく、その企業が重視する価値観や地域への貢献に着目して商品を購入する消費者が世界中で増えている。
企業が成長していくためには、消費者との間に共通の価値観を創造し、消費者の信頼を獲得していくしかない。「企業の社会的責任(CSR)」をPR戦略の一種にすぎないと考えている企業も多いが、その重要性は一層重みを増している。
というのだ。

これと同じ主張を、数日前にも読んだ。『「応援したくなる企業」の時代』(博報堂ブランドデザイン、2011.6刊)だ。
「企業の目的は収益の最大化である」という、あまりに当然と思われていた前提にも疑問が投げかけられはじめている。その根底には、「企業の目的は本当に収益だけなのだろうか」という素朴な疑問があることが多く、デイヴィッド・ボイルの『ニューエコノミクス』やブルーノ・フライの『幸福の政治経済学』に代表されるように、とくにリーマンショック以降、こうした問題提起は数多く見られるようになった。企業は収益を最終目的とするのではなく、人びとの幸福や満足度を目的とするべきだという議論だ。
そして、震災をきっかけに起こった、僕ら自身の静かな変化についても触れられている。
企業人として、さまざまな疑問を感じた人も少なくないように思う。企業は本当に世の中の役に立てているのか。自社の利益だけを考えて、右肩上がりの成長をめざしつづけていていいのか。立ち止まってそんなことを考えはじめた人たちが、とくに目立つようになったと感じる。あの大震災をきっかけに、モノに対する意識のもち方はもちろん、企業の存在意義やコミュニティの意義も含めて、社会的な価値観が大きく変わりはじめているといっても過言ではないだろう。
そこで問われるのは、企業やビジネスの本質的な部分のあり方ではないかと私は思う。どうすれば企業が真に世の中に役に立つことができるのか。企業と生活者との関係は本来どうあるべきなのか。そして、この先、企業社会はどうあるべきなのか…。社会の根底が揺さぶられたいま、こうした命題がこれまで以上にはっきりと突きつけられている気がする。
先行きが読めない時代だからこそ、これからの企業には、根底から一貫した、芯のブレない骨太の「ビジョン」や「スピリッツ」、その企業らしい、その企業ならではの「信念」や「理念」がこれからの企業活動には求められているという。「消費者みずからが歩み寄ってくる関係の構築」が必要なのだと。

また、こんな指摘もしている。
以前の日本経済はビジネスの目標が現代に比べてずっと明確だった。企業が開発した新しい機種は、生活に便利さや豊かさをもたらしてくれた。バブル崩壊を機にビジネスのあり方は一変。一気に冷え込んだ消費に、企業は「どうしたらさらに売れるのか」を重視、生活者重視のマーケティングが基本となった。その結果、市場にはほとんど差異がないモノばかりがあふれるようになってしまった。その結果、企業はモノやサービスを無理やり売ろうとする存在としてぼんやり認知され、自分たちにメリットをもたらす仲間と思われるどころか、悪くすれば、敵のような存在としてとらえられてしまうことすら起こっている。
見かけだけ消費者にいい顔をして実は搾り取れるだけ搾り取ろうと虎視眈々と狙う利己的な態度では、いずれ消費者にそっぽを向かれる。

たとえばスーパーを思い描いてみる。商品の陳列から何から、客がついつい手を伸ばしいろいろと(余計なものも含めて)購入してしまうのは、スーパー側にしてみれば「利益の最大化」なのかもしれないが、客の幸せという面ではどうか。なにしろ、行くたびに散財してしまうのだから、幸せなわけない。

ところで、いっとき各地で盛り上がった、「「放射能から子どもを守る会」的な活動が急速に冷え込んでいるみたいだ([ link ])。飽きた、ということもあるかもしれないけど、どうやら、ただ「放射能から子どもを守りたい」と立ち上がった市民を「いいカモ」と見た従来的運動家やその他怪しげな信仰宗教やらよくわからんセールスやらが彼らにプロモーションをかけ(=「子どもを放射能から守る」に色んなことをくっつけたセールス)、「いやいや俺らそんなつもりじゃないから」と一斉にドン引きしてしまった、ということのようだ。変わらなきゃいけないのは企業だけじゃないみたいで。

2011年03月19日

放射線量基準データ

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]ふらっとどらいぶログ カテゴリー : news ]



放射線量についての各種データをまとめてみました。画像をクリックしてください。
年間の数値は毎時に換算していますが、健康被害については、あくまで年間被ばく量で判断すべきと思われます。ご注意ください。

ソースは以下の通り。正確性の保証がないものも含まれています。日本(平均)、そしてブラジルのガラパリについては2つの異なる数値があります。

文科省…文科省のPDFより。
埼玉県…原発事故に関する本県での放射線量について - 埼玉県ホームページ
東大病院放射線治療チーム…ツイート「日本国民一人当たりの医療被ばくは1年間の平均で約2~3mSvです」から、2.5mSvとして計算。
世界の高自然放射線地域data…コチラより。

そして「健康に影響を与えるレベル」については、「人の発がんリスクが問題になる被爆線量は200ミリシーベルト以上。100ミリシーベルト以下ならば健康上の問題になるレベルではない」(朝日新聞2011/3/16朝刊32面」「Q.どのくらいの値で、健康への影響が出始めるのか。A.年間の被ばく量が100ミリシーベルトを超えないことを目安にしている。」(朝日新聞2011/3/17朝刊32面)から、100ミリシーベルト/年として、11.4マイクロシーベルト/時と計算。

なお、私はプロのリサーチャー(=情報取材の専門家)としてできるだけ正確な情報を伝えるようにしていますが、放射線については素人です。間違っている点もあるかもしれませんので、その点をご理解ください。できれば専門家の意見を伺いたいところです。

追記:2011-03-21 10:52
ここで「放射線量」と書いているのは「線量率」が正しいかもしれません。
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