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2006年01月26日

QuickTime 7.0.4で作った.mp4ムービーはiPodに転送されず。

[ 投稿者 : fratdrive ブログ : [ f ]雑記系 カテゴリー : Podcast ]

先日(1月19日)、「iPod Updater 2006-01-10」をインストールするとともに、iTunes 6.0.2にupdate。iTunesは6.0.1.3から6.0.2.23に、QuickTimeは7.0.3から7.0.4にupdateされた。auケータイムービーの3g2およびamcファイルのいずれもがQuickTime7.0.3だと音声が正常に再生されないという症状が解決されているかと期待したが駄目だった。

そしたら、QuickTime Pro 7.0.4で作った.mp4ムービーがiPodに転送されない(!)という厄介な問題発生。これはそのトラブルシュート記録。

(Windows XPの環境下です)

QuickTime Pro 7.0.3で以前テストした結果はコチラ。「ビデオ・オプション」で「プロファイルの制限」を「メイン&ベースライン」または「ベースライン」にチェックを入れれば、「エンコーディングモード」は「最高品質(複数回実行)」と「高速エンコード(1回実行)」のいずれでも、iPodに転送できた。

バージョンを戻す。2005-12-19にダウンロードしたiTunesSetup.exeを使い、iTunes 6.0.2.23から6.0.1.3に、QuickTime 7.0.4から7.0.3に。が、
1.メイン、高速エンコード(デフォルト値) →×
2.メイン&ベースライン、高速エンコード →○
3.ベースライン、高速エンコード →○
4.メイン、最高品質 →×
5.メイン&ベースライン、最高品質 →×
6.ベースライン、最高品質 →×

ん?最高品質が駄目になっている。なぜ?

iTunes6.0.1.3とQuickTime7.0.3を削除、さらにProgram Files内のフォルダも削除して、再度、iTunes6.0.1.3とQuickTime7.0.3インストールしてみる。…結果は変わらず。最高品質が駄目。

iPod Updater 2006-01-10を削除してみる。

「システム設定の変更」新しいデバイスのインストールが完了しました。デバイスをサポートするソフトウェアによりコンピュータを再起動する必要があります。新しい設定を有効にするには、コンピュータを再起動する必要があります。
と表示。再起動。ふつーに使えてるみたいだ。これで再度、iTunes6.0.1.3のライブラリに入れてiPodへの転送を試みる。…結果は変わらず。最高品質が駄目。転送されるのは2つだけ→「メイン&ベースライン、高速エンコード」と「ベースライン、高速エンコード」。

同じQuickTime7.0.3でありながらもバージョン違いがあるのではと疑ってみる。以下、ダウンロード日ごとのファイルサイズ
2005-12-19 33607KB
2005-10-28 33607KB
2005-10-15 33703KB
2005-09-15 33410KB

コチラで使ったのは、2005-10-15にダウンロードしたもののようだ。ではこれにしてみる。QuickTimeは7.0.3で変わらずだが、iTunesは6.0.0.18。ちょい違う。

これでテスト。…結果は変わらず。転送されるのは2つだけ→「メイン&ベースライン、高速エンコード」と「ベースライン、高速エンコード」。

では、コチラで使ったファイルを試してみる。…おっ、「メイン&ベースライン、高速エンコード」と「ベースライン、高速エンコード」はもちろん、「メイン&ベースライン、最高品質」「ベースライン、最高品質」も転送される。

ということは、やはり、ファイルの問題だ。iTunesやiPodの問題ではない。じゃ、データレートを120kbpsにしてみる。…駄目だ。なんで以前のファイルだけ通るのかわからん。挫折。

iTunes 6.0.2.23、QuickTime 7.0.4にいったん戻す。QuickTime 7.0.4で再度ムービーを作成し、iTunes 6.0.2.23のライブラリに入れて転送を試みるが、やはり駄目だと確認。「ビデオ・オプション」をいかに設定しても、転送されない。

では、この環境にて、今回QuickTime 7.0.3で作ったファイルと、コチラで使ったファイルの転送を試みる。…結果は同じ。コチラで使ったファイルは「最高品質」も転送できるのに、今回QuickTime 7.0.3で作ったファイルは、「高速エンコード」しか転送されない。「ベースライン」で転送できるのは両者同じ。

ちなみに「ムービーからiPod(320×240)」でエクスポートした.m4vはiPodに転送できた。…ということは、QuickTime7.0.4では、iPod用には.m4vしか使えない、ということだ。。。
(訂正:いやまだmovは試してないな)

なんじゃらほい。

おまけ。各ファイルの「ムービー情報」からデータレートを比較してみる。
QuickTime 7.0.4での.m4vは687.02kbps(←変えられない)
いっぽう、ビデオのデータレートを384kbpsにして(※インストール直後のデフォルト値は256)エクスポートした.mp4はどうかというと。いずれも「メイン&ベースライン、高速エンコード」で。
QT704(2006-01-19DL版) snow-2_mainbase_single.mp4 は 551.90kbps
QT703(2005-10-15DL版) performancedog-2_mainbase_single.mp4 は 414.54kbps
QT703(2005-12-19DL版) performancedog-2_mainbase_single.mp4 は 398.16kbps

ということで。2005-12-19が良いかも。
ま、同一ファイルをソースにしたわけではないので、あくまで参考値。

■とにかく結論■

※QuickTime7.0.4からエクスポートしたmp4はビデオ・オプションをいかに設定してもiPodに転送されない。
※QuickTime7.0.3からエクスポートしたmp4はビデオ・オプションを「メイン&ベースライン」または「ベースライン」にチェック、かつ、「高速エンコード」にするとiPodに転送される。

ということで、とりあえず、2005-12-19にダウンロードしたiTunesSetup.exe(33607KB)のiTunes 6.0.1.3&QuickTime 7.0.3を使うことにする。ビデオ・オプションは「メイン&ベースライン、高速エンコード」にする。

(メインにチェックを入れても入れなくてもファイルサイズも変わらないし)

■詳細設定値(参考までに)■

Windows XP Pro SP1にて、320x240、30fpsのデジカメ動画(.avi)を、QuickTime Pro 7.0.3で編集後、ビデオPodcast用に.mp4に書き出し。

【エクスポート:ムービーからMPEG-4、ファイル名:.mp4】
*MPEG-4エクスポート設定*
ファイルフォーマット MP4
[ビデオ]
ビデオフォーマット H.264
データレート 384kbps(256から変更)
イメージサイズ 現在のサイズ(320x240 QVGAから変更、とくに意味なし)
フレームレート 現在のサイズ(30から変更、とくに意味なし)
キーフレーム 24
[オーディオ]
オーディオフォーマット AAC-LC(ミュージック)
データレート 128kbps
チャンネル ステレオ
出力のサンプルレート 44.100kHz
エンコードの品質 高品質
[ビデオ・オプション]
*MP4 詳細ビデオ設定*
H.264 ビデオ・オプション メイン&ベースライン、高速エンコード

なお、[Apple - QuickTime - Tutorials - Creating Video for iPod]では、このように書いてある。たしかに「Baseline Profile」とは書いてあるが、エンコーディングモードは高速エンコードしか駄目だとかは書かれていない。もちろん、QuickTime7.0.4では駄目だとも書いていない。

* By following the steps in this tutorial, QuickTime 7 Pro will automatically create an .m4v file containing H.264 video and AAC audio that is optimized for iPod. iPod can play the following video formats:
H.264 video
File formats: .m4v, .mp4 and .mov
Video: Up to 768 Kbps, 320 x 240 pixels, 30 frames per second, Baseline Profile up to Level 1.3
Audio: AAC-LC up to 160 Kbps, 48 KHz, stereo audio
MPEG-4 video
File formats: .m4v, .mp4 and .mov
Video: Up to 2.5 Mbps, 480 x 480 pixels, 30 frames per second, Simple Profile
Audio: AAC-LC up to 160 Kbps, 48 KHz, stereo audio
■感想■

この問題、ひとことでいうと、「信じられん。」

個人開発のシェアウェアレベルという印象。たぶん実態はその程度だろうしAppleユーザーからすると「いまさら言うな」かもしれないけど。

これでは先が見える。

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